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Macbook Pro のHDDをSSDに換装するの記 (2)

どのようにデータを引き継ぐか

前回は、SSDを搭載しましたが、このまっさらなMacbook ProにどうやってOS Xをインストールして使えるマシンにしようか考えました。順当な方法としては、TimeMachineからの復元が考えられます。こうすると今までの環境をそっくりそのまま再現できるそうです。けれどもMountain Lionからバージョンアップを繰り返してきただけに、いろいろなゴミファイルなどもそっくり移し替えるのもどうかなと思います。

そこでOS Xをクリーンインストールして、必要なファイルやデータだけを引っ越せばいいのではないかと思いました。移行アシスタントというのがあるそうなので、そこからiPhotoで管理している写真や、iTunesの音楽データだけでも引っ越せるかなと思ったのです。

OS Xのクリーンインストール

OS XのインストールメディアはすでにUSBメモリに作成したので、これを挿してoptionキーを押しながら電源を入れると、OS Xユーティリティの画面が表示されます。

パーティションの作成 まだSSDがまっさらな状態なので、ここにOS Xをインストールできるように、ディスクユーティリティを使ってパーティションを作ります。

ディスクユーティリティを終了して、OS Xのインストールを行います。一回再起動したり、残り1分とか表示が出てから長かったり、ひたすら待ち続けていれば、インストールが終了し、OS X Yosemiteの画面が現れました。

今までは、リンゴマークが出てからログイン画面まで、だいぶまたされていたのですが、今回はほんの10秒ほどで立ち上がってくるのにはびっくりしました。これがSSDというものなのでしょう。しばらく、何回か再起動して感慨にふけっていました。次は必要なデータを引っ張ってこなくてはなりません。

移行アシスタントが止まる?

Macには移行アシスタントというのがあって、必要なデータを引っ越せると聞いていたので、TimeMachineに使っていた外付けのHDDを接続して起動をしてみました。

もっとも必要なデータといっても、文書ファイルなどはほとんどクラウドに預けているので、iTunesの音楽ファイルとiPhotoで管理していた写真が引っ越せればと思っていたのですが、移行アシスタントでは、個別に選択できず、書類とデータという非常にざっくりした分類でした。

これじゃまるまる復元するのとたいしてかわらんなあと思いつつ、実行してみました…が、いつまで経ってもおわりません。プログレスバーは残り数分のところで止まっています。HDDのアクセスランプも光っていないし、Macのキーボードをたたいても反応なし。いわゆるフリーズというやつです。

何回か繰り返すものの、やはり途中でフリーズしてしまいます。強制電源断から再起動すると、途中までコピーしたゴミファイルがどんどん貯まっていく始末です。

原因はわからないのですが、やはりダメージを受けたデータをバックアップしていたのがいけなかったのでしょうか。移行アシスタントによるデータの引越は失敗に終わりました。

結局単なるファイルコピーで移行完了

もともとあったハードディスクをハードディスクスタンドに刺す 結局手持ちのハードディスクスタンドを引っ張り出してきて、Macbookから取り出したHDDをセットし、直接ファイルを取り出すことにしました。こういうハードディスクスタンドは、一台あるといざというとき便利です。といっても、自作が趣味とかじゃないと持ってない人も多いかな…。

ともかくこれで、今まで使っていたファイルがすべて見える状態なので、そこから移動すればいいでしょう。

iTunesに関しては、アプリ側の機能で、ライブラリの追加を選び、接続したHDDのミュージックフォルダを指定すれば、音楽やらiPhoneのアプリやらごっそり移行できました。そのかわりこの方法では、プレイリストなどは再構築しなくてはなりませんでした。まあ、そんなにプレイリスト使わなかったからまあいいか。

optionキーを押しながらiPhotoを起動する iPhotoについては、まず接続したHDDのiPhoto Libraryを、Macのピクチャフォルダにコピーします。それからoptionキーを押しながらiPhotoを起動させるとライブラリの選択画面になるので、先ほどコピーしたライブラリを選択します。

これでデータの移行はほぼ終わったようなものです。やっぱり最後はコピー&ペーストが一番信頼できて速かったというオチでした。ともかく、これで安心してまたこのMacbookが使えるというものです。

アプリは必要にせまられてから少しずつ、インストールして環境を整えていけばいこうと思います。

SSDを搭載して、生まれ変わったMacbook Pro。もうしばらくはメインで使っていけそうです。

Macbook Pro のHDD修復ができずに困った話

どうも調子が悪いMacbook Pro Late 2011

うちの13インチMacbook Proは、3年経った今もまだまだ現役。というか、Core i5を積んだマシンは手持ちのパソコンの中でいまだ最高性能だったりします。けれども、最近なにやら起動に時間がかかったり、アプリの動作中にもたついたりするようになりました。

ディスクの修復を促すメッセージ そこでハードディスクのエラーでもあるかしらんと思って、ディスクユーティリティを開いて、ディスクの検証をやってみたところが、エラー頻発で最後にはディスクを修復してくださいと言われてしまいました。ハードディスクのダメージはノートパソコンの宿命でもありますし、ある程度は仕方ないですが、ともかく手順に従ってディスクの修復を試みることにしました。

OS X ユーティリティが立ち上がらない?!

command+Rを押しながら電源を入れると、OS Xユーティリティの画面が現れるはず…が、出ません。どころか途中で電源が切れてしまいます。次にoptionキーを押しながら電源を入れてみます。起動するOSを選ぶ画面が出てくるので、復旧10.9というリカバリー領域を選んで起動してみます…が、やっぱり途中で電源が落ちます。

そこで、OS X 復元ディスクアシスタントをダウンロードして、USBメモリに復元ディスクを作成。それをつなげて起動することにしました。optionキーを押しながら電源を入れて、USBメモリの復元ディスクを選択して起動すると…やっぱり電源が落ちます。

おそらくハードディスクのリカバリー領域もダメージを受けているのでしょう。壊れたリカバリー領域をUSBメモリにコピーしても立ち上がらないわけです。OS Xユーティリティが立ち上がらなければ、ハードディスクの修復はおろか、再インストールもできないわけで、あわれMacがただの箱になりかねません。ああ、もっと早くにUSBメモリの修復ディスクを作成していれば!

この時点でだいぶ詰んだ感じでしたが、それでもまだ、OS X自体はは立ち上がっているので、解決策はあるはず。次の手段として、最新のOS X Yosemiteのインストールディスクを作って、再インストールをしてみることにしました。

OS X のインストールディスクを作成して、ユーティリティを立ち上げる

OS X Mavericks または Yosemite で起動可能なインストーラを作成する – Apple サポート

インストールディスクの作成方法は、アップルのサポートサイトのほか、「OSXクリーンインストール」などで調べるとインターネット上でサイトがたくさんでてくるので参考にしました。手順としては、

  • 8GB程度のUSBメモリを用意する。
  • ディスクユーティリティでUSBメモリにパーティションを作成する。
  • AppストアからOS X Yosemiteをダウンロードする(結構時間かかる)。
  • ターミナルを立ち上げて、コマンド入力でUSBメモリにインストールディスクを作成する(これも結構待たされる)。
  • USBメモリを使って起動する(これもなかなか…USB2.0だからかな)。

ということになります。インストールディスクの作成には、結構長い時間がかかりました。祈るような思いでUSBメモリから起動してみると…果たしてこれが成功して、無事OS Xユーティリティの画面が出てきました。 立ち上がったOS X ユーティリティ この画面を見たかった。当初はOSを再インストールしようと思っていましたが、この画面上でハードディスクの修復を試みると、特に問題なくエラーを修復できたようです。再起動をかけると、無事OS Xが立ち上がりました。あらためてディスクユーティリティをかけてみましたが異常なし。心なしか、動作も安定しているような気がします。

これでいいやと思いかけましたが、気を取り直してもう一度USBメモリに復元ディスクを作成し、OS Xユーティリティを立ち上げようとしましたが、こちらはまたも失敗します(普通に考えればそりゃそうだ、ですが)。なんだか、このハードディスクを使い続けるのも不安なので、この際、思い切ってSSDに換装してみることにしました。それは次のエントリーで。

復旧メディアの作成よりインストールメディアを持っていたほうが安心

今回の教訓としては、Macを買った、あるいはOSをアップグレードしたらすぐにUSBメモリに復旧ディスクを作成しておくべきだった、ということでしょう。しかし、今回のようにハードディスクのリカバリー領域が壊れていると作成に失敗します。最近のPCはインストールメディアが付属しないことも多いですが、やっぱり、OSがまるごと入った再インストールメディアもあると安心だなあと思います。古い人間かなあ。