仕事で使っていたPCがWindowsXPでして、サポートも完全に切られるしもうそろそろ潮時だろうということでWindows7のPCを買いました。3万9千800円なり。
なぜいまだにメインマシンがXPであったかというと、これはひとえに業務用ソフトウエアがXP対応であったからです。もちろん、バージョンアップすれば新しいOSにも対応できるのですが、業務に特化したソフトウエアというのは金額もお高いので、どっかのワープロソフトがごとく毎年毎年バージョンアップなんかできません。
PCやOSはいつでも替えられるんです。費用もたいしたことない。ただひとえに業務用ソフトウエアを使い続けるためXPを延命してきたのでした。
しかし、以前ならマシンを買い換えるとなるとかなりテンションがあがって、セットアップも気合が入ったものでしたが、どうも今回は「なんでもいいだろ、使えれば」という感じで、気乗りがしません。
もっとも、仕事の内容が今のPCで十分間に合っていたというのもあります。ゲームや動画のエンコードなどもすっかりしなくなった今、オフィスアプリケーションが使え、インターネットに接続できればそれでよいわけで。
それだけの用途なら、Core2Duo E6850という数年前のCPUでもまあ問題ないのです。だから、今回のマシンもかなりチープな構成にしました。CPUはCeleron G1620。最廉価版のCPUですが、これでもE6850よりか性能がいいそうで。
まだインストールしているソフトウエアも必要最小限なので、サクサク動いていい感じです。
用途を限って使うならPCの性能はもう必要十分な水準に達してしまったのかもしれません。だから、情熱が向かないのかなあと思ったりもします。
昔はスペックがあがればこんな素晴らしいことができる、という希望があったのですが、今はそうではありません。PCに限らず、いろんな製品が高性能だけど、過剰すぎてお腹いっぱい状態みたいなことを感じます。
これは自分が年をとって、いろいろな製品の性能のアップについていけなくなってきつつあるからなのか、とも思ったりしますが、はたしてどうなんでしょう。
業務の移行が終わるまでは古いPCも平行して動かしていますが、今月のうちには新しいPCに切り替わるでしょう。でもこの古いやつもまだまだ使えるんだよなあ。OS入れ替えてLinuxの勉強でもしてみましょうか。