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皮膚科を受診して新たな薬を出される

タリオン
今日は定期診察の日で、いつもの通り血液内科と泌尿器科にかかりました。内科診察で、先月のアレルギー症状について説明し、今も全身の掻痒感があることを申告したところ、皮膚科への紹介を受けてそちらにもかかることになりました。

前回の診察から、白血病治療薬であるグリベックを休薬し、血液状態の改善をはかったのですが、血液検査の結果をみる限りはあまりかわらずと言ったところです。

赤血球数、ヘモグロビン等わずかに上昇しましたが、依然基準値を大きく下回り、ヘモグロビンも10gを割っていて、貧血状態が続いています。自分ではもう少しよくなっているかと思っていましたが、それだけ体が慣れてきたのかもしれません。

今回は遺伝子検査も行いました。検査で遺伝子異常が検出されれば、グリベックを再開することにし、それまでは引き続き休薬していこうということになりました。

泌尿器科はいつも通りエコーで様子を見て異常がなしとのことです。秋に行う予定のCTまではざっとした検査が続きます。

今回は、皮膚科にも行きました。4月のアレルギー症状のうち、喘息はすぐさま治まったのですが、全身のかゆみは今も継続しているので、内科から紹介をうけて受診しました。

いろいろ症状を訴えて、蕁麻疹が出たときの写真なども見せましたが、医者としても原因が不明だそうです。蕁麻疹や全身のかゆみの場合、原因の特定できるのが7割ほどで、3割くらいは原因がなかなかわからないものがあるそうで、原因不明の慢性蕁麻疹と診断されました。

原因が分からない以上、対症療法しかなく、タリオンという抗ヒスタミン剤を処方されました。タリオンは一般的に使われるアレルギー薬で、よく効くようです。人によっては眠気が強く現れるので、車の運転などは注意してくださいとのことでした。

とりあえずこれで症状が抑えられればいいかと思います。

去年手術をしてから、当然といえば当然ですが、あちらこちらにガタがきて、それが様々な症状になって現れているのだと思います。そのたびに病院にかかるわけですが、結局病院のできることは、症状にあわせて薬を出してみたり、それをやめてみたり、という対症療法です。

しかし根本となるものは、体質の変化や免疫力の低下にあることは間違いないでしょう。それをどうやって元に戻していくか、元に戻せなくても良い方向にしていくかは、自分自身が見つけなくてはなりません。それは、薬で治せるものではないのでしょう。

アレルギーやらなんやらで苦労した4月

先月は急に喘息症状が出て呼吸器科にかかりましたが、それと相前後して全身もやたら痒くなり、これはいよいよアトピー性皮膚炎も出てきたのかなと思います。

4月中にもう一度診察を受けてアレルギー検査の結果を教えてもらいました。それによると、ハウスダストとダニ、ネコ、スギに陽性判定が出ました。

アレルギー検査では、どのアレルゲンに対してどれくらい免疫抗体が反応するかを調べて、0から6までの7段階でその指標を出すそうです。数字が大きくなるほどそのアレルゲンに対してのアレルギー反応が強いということになるのですが、ぼくの場合、スギが4でもっとも高く、ハウスダスト、ダニ、ネコは3でした。

これらはごくありふれたアレルゲンなので、それを避けて暮らすというのはなかなか難しいです。今更猫を飼うのをやめるわけにもいきません。また長年同じ環境で暮らしてきて、今年になってここまでひどい症状が出るのも不思議に思います。

今までも花粉症は自覚していて、春先になると鼻水が出て目が痒かったり、時々咳き込むこともありました。しかし今年の喘息やら全身の痒みやらは今までにないほどひどいものです。やはり身体のどこかが弱って、免疫システムが変調しているのでしょう。

幸いアドエアという薬はとても良く効いて、処方されたその日には喘息症状もでなくなりました。全身の痒みは、ちょっとした服の擦れとかが刺激になって痒くなるので、肌の水分を保つためにワセリンを塗っています。これが案外効いて、夜痒くて眠れないということが少なくなりました。

アレルゲンを回避することが現実的でない以上、対症療法で症状を抑えながら、体力をつけて、体質を変えていかないといけません。

まだ調べてはいないですが、グリベックをやめて以来、貧血の症状はだいぶ改善したように思います。これからまた少し歩いたりしながら、体力を回復したいと思います。