第1クール第8日 ジェムザール2回目

輸液ポンプ二台
今日は2度めのジェムザール投与の日です。午前の回診で先生が点滴の針をさすのですが、やはり血管が取りにくいらしく一苦労され、結局左腕手首近くに針がおかれました。今いるベッドは右側が大きくあいていて、こちらに点滴スタンドを持ってくるので、左腕に針が刺さるとすこぶる不便ではありますが仕方ありません。

投与内容は前回と同じです。最初にソルデム3Aという補水液の点滴が行われ、それと並行する形でデカドロンを30分、そののちにジェムザールを30分点滴します。ジェムザールを入れるときはいつも手がピリピリと痛いのですが、これは流量が多くて血管が痛いのか、薬剤のせいで痛いのかよくわかりません。まあ、30分ほどのことなので、なんで痛いか考えているうちに投与は終わってしまいます。

5時間かけて最初に行ったソルデム3Aの点滴が終わると、今日は針が外されました。尿量の計測も行なっていて、ピーク時はさすがに1時間に1回の割でトイレに行きましたが、前回ほど頻尿ではなかったです。

白血球数がだいぶ下がっているので、日常生活ではマスクをつけるように言われました。手先が冷たかったり、体温が低かったりするのは、血液の成分が減少しているからかもしれません。また、散歩に行こうと1階まで降りるエレベータの加減速がなかなかしんどいのには閉口しました。けれども、食欲はだいぶ戻ってきたし、治療を通して精神的なダメージがないのは助かっています。

明日もまた血液検査をしてどれくらい骨髄抑制が進んでいるか調べることになります。白血球数が低下しすぎると危険なので、その場合は白血球を増やす薬を注射することになります。白血球数が1500くらいで底を打ってくれたらいいのですが、さてどうなりましょう。

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