出張で岡山に行ってきました。今回は一人で行ったので、岡山の街中、といっても駅前程度ですが、ぶらぶらと歩くことができました。
旅に行くと、一人で知らない街を歩くことが好きです。これといった目的もなく雑踏の中を歩くとき、街を歩いている人たちは、毎日の生活の延長線上に目的を持って歩いているわけです。その中に一人だけぽつんと取り残された、非日常の立場にいる自分がいる。それは寂しいという気持ちもありますが、同時に新鮮な気持ちになるのです。それは川の流れを外側から見ている感じでしょうか。
やはり岡山は松江から見たら都会でした。駅前の人の波が全然違う。そこには莫大なエネルギーがあるような気がしてきます。その中にまぎれ生活していくとなると、それは大変な苦労もあるけれども、そのエネルギーの中からなにかを生み出せそうな気もしてきます。
やはり人口というのは、都市を形作る上で大切な要素なのではないかと感じないわけにはいきませんでした。ふりかえって自分の住むこの松江の地はなんとこぢんまりしていることでしょう。
私もそうですが、この地でもがんばって生活している人がいます。しかしいつかその環境がよどんだ空気になっていても、満足してしまうこともある。たまに外に出て新鮮な風をあびることも必要なのかもしれないと思いました。
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