iOS5に翻弄される

明日のiPhone4S発売を前にiOS5の提供が本日から開始されましたので、さっそく手持ちのiPhone3GSとiPad2に入れてみることにしました。

iPhoneを持っているなら皆さん楽しみにしていたわけで、ぼくが開始した午前2時半頃には多くの人がインストールを試みている様子。ところがtwitterのタイムラインを見てみると「インストールが終わらない」「ダウンロードが長い」「エラーが…」といつにない阿鼻叫喚で満ちあふれています。

ちょっとためらいましたが、ぼくもiPhoneを接続して同期を終え、新しいOSをダウンロードしてみました。まずダウンロードが約30分。さすがなかなか混雑している様子。それからiPhoneのバックアップがはじまり、また20分くらい経って「復元用の準備中…」と表示がされたあとに、いきなりダイアログボックスが表示されて、「不明なエラーが発生しました(3200)」と出てアップデートができない事態に。

どうもこれはアップデートのサーバーにアクセスが集中したせいだったらしい(
Apple iOS 5「Error 3200」は今や全世界のトレンドトピック)のですが、まだ早い段階で状況がわからず途方に暮れて、iPhoneの強制リセットをかけたり、セキュリティソフトを切ったりいろいろあの手この手を使ってました。

まああんまり意味がないことだったようですが、その後なんとかつながってOSを無事アップデートできました。今回のアップデートは時間のあるときに心の余裕をもって、行われるとよいと思います。しかしこれだけ混雑すると、明日のiCloudとかでの同期がつながるのか心配にはなりますね。

iPhone3GSで、動作がもっさりするかとも思っていましたが、そんなことはなく普通に使えています。3GSユーザーとしての一番の変化はやっぱり日本語入力かな。フリック専用の入力方式に対応したことで「ああ」と連続して打っても「あい」にならなくなったり、英字や数字へのアクセスがしやすくなったりします。変換候補もキーボードのすぐ上に出てくるようになって、言葉を選びやすくなりました。

ところが、この変換候補の位置がアプリによっては問題になることがあることもわかりました。

本来はこの場所にいろいろな機能が割り当てられているけれど。変換候補の欄が、後ろの文字を隠してしまう。たとえばぼくが常用していたtwitterクライアントのTweetingsですが、キーボードのすぐ上は「#」「@」といったハッシュタグなどの補完ボタンや、写真の選択やfacebookへの投稿機能に切り替えるタブとかあるのですが、これが日本語入力の変換候補の欄に隠れてしまいます。また長文を打つと文字列が変換候補の欄の裏側にまわってしまい、見えなくなってしまうということもあります。

同じような不具合はfacebookの公式アプリにもあって、コメントをしようとすると入力欄が変換候補の欄の後ろ側にまわってしまい、非常に見え辛くなってしまいます。

日本語特有の問題なので、アプリ側で対応するのも最後の方になってしまうのかもしれません。すべてのアプリが使いやすくなるのには時間がかかるかもしれませんね。

まあ半日くらいiOS相手につぶしてしまったかしら…(^_^;。そして明日はiPhone4Sの発売日。どうやら予約していたのを手に入れられそうなので、明日も仕事が手につかないかも…。

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