カレーが大好きなんですが、子どもたちが小さいのでもっぱら甘口の固形ルーを使ったお手軽カレーばかりでした。子どもたち、特に長男がどうも辛いものが苦手で、ちょっとでも香辛料が入っていると「からい、からい」と大騒ぎするのです。しかしここのところ子どもたちは爺婆のところで晩ご飯を食べることも多く、久しぶりに辛いカレーを作ってみることにしました。
作るのは「タイ風カレー」。市販のカレールーは使わず、スパイスをあわせて味をつけます。タイ風カレーとは名付けましたが、たぶんタイカレーとは似ても似つかないかもしれません。ココナッツミルクを入れるのが共通くらいでしょうか。このレシピで作るのは子どもが生まれて以来なのでもう5年ぶりくらい。思い出しながら適当に作りました。
まずベースになるカレーペーストを作ります。タマネギ1個、ニンニク、生姜を1片、フードプロセッサなどですりおろします。
ここにスパイスを入れていきます。今回は、粉唐辛子、パプリカ、ターメリック(ウコン)、チリパウダーを入れました。辛み調整は粉唐辛子とチリパウダーの量で調整します。スパイスの量は適当ですが、だいたいティースプーン山盛り1杯から2杯くらい入れてます。これをよくかき混ぜてカレーペーストの完成です。
フライパンに油をしいて、鶏もも肉を炒めます。焼き目がつきやすいように小麦粉を少しふるってます。
もう一方で、鍋に油をしいて、さきほどのカレーペーストをかき混ぜながら炒めます。香りが立つ程度で大丈夫と思います。ここでナンプラーとか入れると本格的なんですが…。
鍋に炒めた鶏肉と、火が通りにくい根菜類を入れます。今回はにんじんとサツマイモを入れました。甘い野菜がひとつ入るとおいしいので、カボチャとかもおいしいですが、カボチャ最近ちょっと高いんですよね。ざっと混ざったら、水を少し入れて柔らかくなるまで煮込みます。味が心配ならコンソメ一個入れておけばなんとかなります。
煮込むとこんな感じ。この時点で味を見て、辛さが足りないようなら粉唐辛子やチリパウダーを加えます。ここで超辛いくらいがちょうどいいです。
ここでココナッツミルク缶の登場。ほんとはこの半分のサイズの小さい缶でもいいのですが、これしか売ってなかった。全部入れちゃえ。
どばどばっとココナッツミルクを投入。なんだかすさまじい色になりますが、気にせず少し煮込みます。色があんまり白すぎてちょっと嫌だなと感じるならパプリカで色つけしましょう。しばらくして味を見てみると先ほどのめちゃくちゃな辛さが、ココナッツミルクで和らいで味が落ち着いてきます。
その間に、フライパンを使ってナスとピーマンを炒めます。ナスが油を吸うので、油は多め。このカレー油が多いとよりおいしいです。カロリーはあんまり気にしないw
炒めたナスとピーマン、水煮のタケノコを投入します。あとは一煮立ちすれば完成です。鍋があふれそうだ。
これが自家製タイ風カレーの作り方。最初にココナッツミルクの甘い感じがきて、そのあと辛さがじんわりとやってきます。甘い野菜を入れておくと、辛さの中にほっとする感じもするので、カボチャとかはおすすめです。サツマイモははじめて入れましたが、なかなかよかったです。このカレー食べると、市販のルーを入れたカレーは、辛いよりもしょっぱいと感じるんですよね。いや~久しぶりでおいしかった。早く子どもと一緒に食べられるようになるといいなあ。
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先日は有難うございました。
早速、ブログにお邪魔しました。
荒木さんのタイカレー、本格的ですね。
すごく美味しそう…。
今度、私も挑戦してみたいと思います。
すごく参考になりました。
有難うございます。
荒木さんは、PC関係に詳しい上に、お料理も得意とされるんですね。
また、いろいろ教えてくださいね。