Freemake Video Converter


だいぶ時代遅れになってきたうちのパソコンですが、CPUをグレードアップしようと思うと、もはやマザーボードから変えないといけず、なかなかそういうわけにもいかないので、少しでも快適に使おうと足回りをいじったりしています。先日CPUクーラーを交換したのに続き、グラフィックボードも交換してみました。

で、最近のグラフィックボードは性能もだいぶあがっていて、CPUの負担をこちらにまわして楽にするということもできるわけです。特に動画変換などはGPUに負担させるにはもってこいなのですが、今まで使ってきたXMedia Recodeというソフトはどうも対応していないようなのですね。そこで、対応しているソフトを探して行き当たったのがFreemake Video Converter

多彩なフォーマットに変換できる

これがなかなかすぐれものでした。操作が直感的ですぐわかるようにできてます。基本は変換したい動画をドラッグアンドドロップして、変換したいフォーマットを選択して変換するだけ。変換する形式もAVIとかMP4とか一般的なファイル名の他に、AppleとかPSPなどの機器に対応したフォーマットにもできるし、あるいはフラッシュ形式にしたり、YouTubeにアップロードしちゃうなんてこともできたり、音声だけ抜いてMP3にしたりもできます。


たとえばiPadに適した動画変換をするときは、Appleのアイコンを押すとあらかじめプリセットされた設定が開きます。変換したいデバイスを選択してエンコード開始を押すだけ。設定は自分の好みに合うようカスタマイズすることもできます。2パスエンコーディングやファイルサイズを指定してのエンコードなど一通りのことはできるようになっています。

複数のファイルをまとめることができる。簡単な編集も。


複数のファイルをドラッグアンドドロップして、動画をひとつにまとめることもできます。右上のファイルを結合のスイッチをオンにするだけ。画面切り替えの効果はフェージングのみですが、一つのファイルにまとめて変換してくれます。動画をつなげてくれるフリーソフトはUniteMovieなんかもありますが、これ一本でできるのはいいです。


そして、動画ファイルの編集も簡単ではありますが、できます。使うのはカット程度ですが、プレビュー画面を見ながら編集できます。

動画サイトからダウンロードできる

そして恐ろしいことにYouTubeなどの動画サイトから簡単に動画をダウンロードできちゃったりもします。その動画のURLをコピーして「URLを貼り付ける」のボタンを押すだけ。またはFirefoxとChromeならプラグインがインストールされるので、ブラウザーのボタンを押すだけの手軽さ。あとはお好みのフォーマットに変換すればいいという。これはヤバイというかなんというか。

で、肝心の変換なのですが、実はGPUの効果がよくわからなかったりします(^_^;。今回、ハイビジョン映像素材さんから映像をお借りして二つのファイルを結合して(各30秒、音声無し)エンコしてみたわけですが、アクセラレーションオフで1分38秒。アクセラレーションオンで1分28秒と10秒しか違いませんでした。こんなものなのかなあ…。

とはいえ、なんというかお手軽すぎるオールインワンのソフトウエア。動画変換用に一本持っておいても損はないと思います。

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