あまりにも大変のことが次々に起きて何をどうしていいか呆然としていました。
そんな中、14日に同じ仕事をしている友だちと話をして、募金活動をしてみようということになりました。とりあえず同じ仕事仲間に15日に松江駅前で募金活動をするからこれる人はきてねというFAX。それから、募金箱を作ったり、ポスターを作ったり、子どもさんの募金のお礼にチョコレートを用意したり…まあ急な呼びかけだし最悪その友だちと二人だけでもやってみようかと思っていたところ、当日は10人もの仲間がやってきてくれて、夕方5時から募金の呼びかけをしました。
そうしたら皆さん足を止めて募金をしてくださるんです。自転車に乗った学生さん、会社帰りのサラリーマンの方、けばい化粧をしたお姉さん、バスから降りてきたお年寄りの方、次々とお金を入れてくださいます。お札を入れてくださる方も多かった。募金をしているぼくたちに「寒い中お疲れさん」といって、暖かい缶コーヒーを差し入れしてくださった方もいました。
ここ山陰は地震の揺れもなかったし、ものはまだまだたくさんあるし、交通だって動いていて、遠く被災地からは離れています。それでも本当にたくさんの方が、あたたかいお気持ちでぼくたちに浄財を預けてくださっています。ぼくはメガホンを持って募金へのお願いをしていたんですが、とても感動して、時々声がつまってしまいました。弱いんですよ、こういうのに。半泣きになりながら、声がけをしてました。広報失格かもしれませんね。
facebookでぼくが直前にした書き込みをみたよ、と友達の豅 純吾さんもきてくださって募金をしていただきました。こうした友達の援護とかあると本当に力づけられます。
そうして寒い中、6時半に募金を終了しました。本当にささやかなことで、自分が何かした気になっただけかもしれません。それでも、たくさんの仕事仲間がきてくれて、たくさんの一般の方から募金をしていただいて、とても感動した時間でした。
本日募金額を集計したところその額は17万余円にもなっていました。その重量以上にとてもとても重いお金です。お預かりした義援金全額は、本日、山陰中央新報社社会福祉事業団に寄託しました。日本赤十字社を通じて被災地の方にお届けすることになります。
当日募金にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。心からお礼を申し上げます。そして被災された皆さまに平穏な日が少しでもはやく訪れますように。
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