もうすぐ退院

今日の回診でも傷口はまだ開いていて、血は滲んでいたのですが、強くお願いをしたところ退院の許可が出て、明日8日の午前中に退院することになりました。とはいえ、当分は自宅療養でお腹のガーゼを変えながら、数日に一回は外来を訪ねることになりそうで、本格復帰には程遠い状況です。

それでも、自宅に帰ればたまっていた仕事も少しずつ手をつけることができますし、家のものも何かあったときにすぐに連絡がつくので、やりやすくなるでしょう。バリバリ働くわけにはいきませんが、リハビリかねて少しずつ復帰していきたいものです。

病院のスタッフのかたには大変お世話になりました。深夜に執刀してくれた先生はそのまま主治医となって、毎朝様子を見てくれました。いったいいつ休みをとっているのでしょう。看護師さんたちもとても親しくしていただき、小汚いおっさんのケツに坐薬を入れてくれたり、患者の懐にスッと入って悩みやぐちを聞いてくれるたり本当に精神的な支えになってくださいました。

そして、以前に入院していた時とは比べ物にならないくらい入院生活が退屈でなかったのは、SNSのおかげだと思います。スマートフォンやPCでいつでも自分の気持ちを吐き出すことができ、それに対して応えてくれる人がいて、心が救われたものです。おおかた孤独と向きあうことになる入院生活ですが、SNSによって開かれた窓は力強い味方になりました。

意外に長い入院生活でしたが、入院してあらためて健康のありがたさを感じ、普段とは違った視点で毎日を振り返ることができました。また厳しい現実の世界に戻りますが、今回のお休みをプラスにかえてこれから挽回していきたいと思います。

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