寝床での話

毎日朝早く起きていることもあって、夜は子どもと一緒に早くに寝ることが多いです。その時間は、布団の中で子どもと幼稚園であったことなどを話します。子どもたちが今何を思っているか聞き出すチャンスでもあるわけです。

最近、上の子はハロウィンの影響もあったのでしょうか、死とかおばけとかいう話をしてきます。猫のにゃん太はもうすぐ死ぬよとか、お爺さんは78歳で死ぬとか言ってた、とか。死ぬと言うことがどんなものかわからないのかも知れないけれど、そんなことを言い出します。先日、お父ちゃんは何歳で死ぬのと聞いてきたので「お父ちゃんは病気だから、早くに死んじゃうかもな~」と言ったら、怒り出しました。
「そんなもん、お医者さんに治してもらえばいいじゃんよ」
「お医者さんにはかかってるだろう、毎日薬飲んでるじゃないか。この病気はなかなか治らないんだよ」
「だったらさ手術すればいいじゃん、頭とか切ってさ~」
「血は足にも手にもあるだろう。父ちゃんの病気は悪い血ができる病気だから手術できないんだよ」
「じゃあさ、悪い血を全部抜いて、新しい血を入れればいいじゃん」(なかなか鋭い)
「うん、そういう治療もあるな…。でも血を抜くときに死んじゃうこともあるんだぞ。今は薬飲んでるから大丈夫だ」
「でもさ、薬ばっかり飲んでるから父ちゃん貧乏じゃん。違うお医者さんに行けばいいんだよ」(す、鋭い…w)
「ま、まあな。でもどのお医者さん行ってもこの薬出されると思うよ」
いつまでも子どもだよなあと思っていたけど、子どもの洞察力の鋭さにこちらがどきっとさせられました。いろいろ考えているんだなあ…。

昨日は月一の診察日でした。いつものごとく赤血球が足らないくらいであとは正常。肝臓も悪くなし。こんなお話しを真剣にするのは、まだまだ先でよさそうです。

関連しているかも?:

コメントをお願いします