ラッキー

今回犬を飼いたいと一番強く主張したのは下の子で、自分が世話をすると宣言もしました。そのせいか、朝に餌やりもしますし、おしっこやうんちの処理も気づいたときにやっています。

ですので犬の名前も下の子につけてもらうことにしました。

ところがなかなかに迷っていました。犬の方も、名前が決まらないことには、なんとなく戸惑っているような様子で、しつけも思うようにできません。

犬がきたその日に決まらず、とうとう三日目には「父ちゃん考えて」と言って学校へ行きました。そこで、名前の候補をいろいろ考えました。

預かりさんのところでは「フク」だったし、もらい受けた12月14日は赤穂浪士の討ち入りの日だから「クラノスケ」にしようか、とか鼻が黒いから鼻黒では言いにくいので「ハグロ」にしようか、とか…まあいくつか考えて選ばせようとリストを作りました。

夜に家族がそろったところで、どれがいいかと聞くと、下の子はまったくリストを無視して「ラッキー」はどうかと言いました。

ラッキーとは極めてありきたりな名前じゃないかと思いましたが、いわれてみると案外良さそうな気もします。確かに保護犬の身からすれば、飼い主が定まったことはラッキーなことに違いありません。わが家にとっても犬が子どもたちに良い影響を与えることを期待していたわけですし、Lucky Dogという言葉は「果報者」という意味もあるようです。犬がわが家に幸運をもたらしてくれるかもしれません。

ラッキーという名前が決まると、しつけも進んだように思います。ラッキーという言葉に注目させるようにし、アイコンタクトができてから指示を出すことでオイデやオスワリなどもすんなり覚えてくれました。ラッキーもだいぶやんちゃが出てきて、あちこち囓ったりするようになりました。

指示を聞いてくれると、少し距離も近くなったように感じます。猫がいるときとは違う楽しみですね。
オスワリするラッキー

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