鳶色の猫ミライがわが家にやってきてひと月が経ちました。
来たときはガリガリに痩せていて、よほどひもじかったのでしょう。猫砂まで食べたりしていました。
やがてわが家にも少しずつ慣れて、子どもたちにも慣れて、自分の居場所を見つけるようになりました。でもやっぱり膝の上がお気に入りです。撫でてやると、時々確認するように顔をあげて覗いてくるのがかわいいんですよ。
完全室内飼いなので、外には出られませんが、陽のあたる場所で顔を洗ったりしてくつろいでいます。ミライも外の世界にはまだあまり興味が無いのか、窓を開けても外に出ようとしません。
10月に入ってから、予防接種を受けに行きましたが、便の中に虫がいて接種がなかなかできませんでした。マンソン裂頭条虫というものだそうで、これはカエルやヘビといった爬虫類を捕食するとつくことがあるそうです。うちに来るまでにいったいどんな生活をしていたのでしょうか。そういえば、トイレもなかなか猫砂でやってくれず、風呂場などの水のあるところでやってましたから、水辺で暮らしていたのかもしれません。動物病院では虫下しを飲まされておりました。
古くなった子供の服を敷いた箱をベッドにしたつもりですが、猫の爪とぎの上にいつも座っています。
現役で使っている子供服の上ではくつろいでいます。あまり脱ぎ散らかせません。
ところで、ミライはときどき舌が出ています。前にいたニャン太はそんなことがなかったので、なかなかおもしろいものです。
子猫らしいやんちゃなところが出てきました。床に転がっているペンなどに飛びついたり、子どもがちょっとしたおもちゃをつくるとすぐに飛びつきます。
一度の虫下しでは効かず、毎週のように病院通いをして、三週目にしてようやく虫がいなくなり予防接種を受けることができました。体重も1.6キログラムとなって見た目もずいぶん大きくなったように思います。トイレもようやく覚えてくれて、ひとりで留守番をさせていても安心になりました。
この冬には避妊手術を受けようと思っています。メス猫なので生理のときにどうなるのか多少心配でもあります。
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