PCのなくなる世界がくるのかなあ

Appleの発表会のキャプチャ
Appleの製品発表会を久しぶりにライブで見ました。

最近は事前に情報がリークされまくっていて、正式発表でそれが裏付けられるというパターンが多く、日本時間の深夜にライブを見てもあんまり驚きがなかったりします。

今回も4インチのiPhone SE、iPad Proの9.7インチ版というのはほぼ事前のリーク通りでした。唯一事前にあんまりニュースになってなかったのは、Apple Watchのナイロンベルト仕様といったところでしょうかw。

キャリアの携帯電話もなんだか値引きがなくなるような話ですし、ここはiPhone SEをSIMフリーで買って、時期が来たら格安SIMに移行するのもありかなと思ったりします。

さて発表会の中で、AppleがiPad Proをとにかくプッシュしているのが印象的でした。シラー副社長は ”It is the ultimate PC replacement.(PCの置き換えとして最高だ)” とまで言ってましたね。

それを聞いた時即座に「iPadがPCの代わりなんて、それはないだろう」と思いました。ぼくなんざiPad miniを持っているにもかかわらず、やっぱり快適にテキストを打ちたいばかりに先日Macbook Airを買っちゃいましたしね…。ぼくだけでなく、当日の模様を日本語で中継をしていた人たちも同様に「まさかね〜」という反応でした。

ただ、あとでふと思ったのです。ひょっとしたら、Appleは本気で言っているのかもしれないと。

ちょっと昔の記事ですが、こういうページがあります。

村井純教授が語る:インターネットの歴史的名(迷)言集5選 – @IT

当時はそれが当たり前のように思えたことでも、あとになってみると全然的外れであったということは、世の中によくあります。その業界を代表する人さえ、予測を誤るのです。ひょっとしたら、シラー副社長が言うように、タブレットがPCに置き換わる時代が来るのかもしれません。

昨年、最近の若い人たちは、パソコンのスキルが先進国中最低レベルという話がありました。これだけスマートフォンが普及しているのにもかかわらず、です。ひょっとしたら、すでに若い世代ではPCがスマートフォンやタブレットに置き換わっているのかもしれません。

日本の学生のパソコンスキルは、先進国で最低レベル | ビジネス | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

これからデジタルデバイスの世界はどうなっていくのでしょうか。今更ながらMacbook Airを手に入れて喜んでいるぼくなど、昔日の遺物になるのかもしれません。

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