自分を正しく保つ

すっかりここに書くのもご無沙汰になってしまいました。ここには、自分の思いを折あるごとに外に向かって記しておくべきだと思っているので、本当はおろそかにしてはいけないのですが、日々の生活に流されてずるずると時間だけが過ぎてしまいました。

この秋から、従来の会社もやりながら、別会社でも役員として仕事をさせていただくことになりました。処理すべきタスクも増え、責任も負うことにはなりますが、つい先日まで不自由な体を背負っていた身としては、実にありがたいことです。

先日、血液内科の診察を受けましたが、白血病についてはあいかわらず寛解状態を維持しており、ずっと懸念だった貧血傾向も、ヘモグロビンの値がだいぶ回復して不安もなくなりました。そのかわり、血圧が少し高くなったり、中性脂肪が基準値をオーバーしたり、つまり、そこらへんにいるメタボのおじさんになってきたということのようです。

以前も書きましたが、再びいろいろな仕事ができるようになったのは、体調が回復したからではなく、周囲の人たちがぼくをもう大丈夫と認めて、任せてくれたからこそなのです。その思いを胸に、できるだけのことは精一杯やりたいものです。

ただ、表面的な忙しさに振り回されて、ただひたすらに毎日を消化していくのもよくないなと感じています。忙しい時だからこそ、自分を正しく保つことが必要です。

自分を正しく保つためには、「このように生きるべき」という自分の思う原則と、今の自分がずれていないか、定期的に振り返ってチェックをすることが必要と思っています。ぼくにとってブログにものを書くことは、その振り返りのためのひとつの手段です。

ある出来事が起こった時に、それが自分の生き方にどう反映されたのか、なぜ自分がそれを選択したのか、そういうことを(誰が読んでくれているかわかりませんが)説明できる文章としてアウトプットするのは、なかなか難しいものです。

けれども、そうやって考えて文章を書くプロセスは、自分の人生に意味付けをし、自分を正しく保つことになると考えているのです。

ですから、あんまり歯抜けになっているときには、自分を正しく保つことができていないのだなあということ。ここ数ヶ月がまさにそうだったのですね。自分のためにも、月に一度か二度は、ここになにかしら書くことができるようになりたいものです。

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