冬休みの子供の宿題に「なわとびをしよう」というのがあって、子供にやらせるためにも一緒にやってみることにしました。なわとびなら昔取った杵柄、最近いそがしくってウォーキングにも行けないし、ちょうどいい運動にもなろうと軽い気持ちでやってみたのです。
ところがこれが全然飛べないんですよ。1分くらいは楽勝で飛べるだろうと思っていたのが、飛び始めたとたんにお尻が痛いし、それを我慢して飛んでも、あっという間に息があがってしまって。なわとびって有酸素運動って聞いていたのですが、とんでもない、苦しいです。時間にしてほんの10秒程度でしょうか。縄だって十数回回しただけです。
一方子供のほうといえば、特に長男など、二重跳びを連続で何十回と飛んで平気な顔をしています。「お父ちゃんはダメだねえ」などと言われると実に悔しいではありませんか。しかし、この実力差は認めざるを得ません。たかがなわとび、ではありません。なわとびというものをなめてかかっていたようです。
膀胱がんの手術からずいぶん経って、がんがいまだ転移しているわけでもなし、日常生活も普通に送ることができるようになったからには、いつまでも病人ズラしているわけにもいきません。そのために、まだ回復しきれていない体力を、なんとかしてつけようと思っています。
体力をつけるためには、去年からウォーキングもやってきて、それなりに長い距離も歩けるようになりましたが、いかんせん冬場は天候が悪かったり、仕事が忙しかったりして、まとまった時間を取ることができず、今年に入ってからはほとんど歩けていません。
そこで、なわとびもありかなと思いました。なわとびならば、スキマ時間を見つけて飛ぶことができます。また今があんまりヘタレなので、これからスキルを上昇させる余地があります。
今までできたことができなくなると、衰えを感じるのですが、できなかったことができるようになるというのは、自信にもつながります。水泳も最初は25m泳ぐのがやっとだったのが、最終的には200mくらい泳げるようになったし、ウォーキングも最初は時速4キロで1キロ歩いたら頭がぼんやりしていたのが、近頃は時速6キロ近くで長い距離を歩けるようにもなりました。きっとなわとびもできるようになるはずです。
ですから、今年の目標は、なわとびを飛べるようになることです。当面の目標は、ボクサーのように1ラウンド3分間飛べるようになること。正月から毎日少しずつ飛び続けて、ようやく1分間はなんとか飛べるようになりました。先は長いですが、がんばってみます。
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