うちの自家用車である平成19年式スズキアルトは、走行距離9万2千キロを越えてそろそろガタがきています。
ぼくが昨年入院してからメンテナンスに気を使う人もおらず、先日ラジエータから水漏れしてオーバーヒートになったり、オイル切れでエンジン焼きつきの手前まで行ってしまい、いよいよダメかとおもいきや、優秀な自動車修理工場のおかげで復活して、再び乗れるようになりました。
大病をして帰ってきた境遇はどこか自分に重なることもあり、不思議なもので、なんだか急に愛着が湧いてきたりして、これからも乗り続ける決意をこめて、調子の悪かったカーステレオを自力換装してみることにしました。
純正のカーステレオは、今はなきサンヨー製。FMラジオは入るけれども、なぜかAMラジオが聞けなくなって数年。
まずは、パネルをはずさなければなりません。調べるとそのまま引っ張るだけだということですが、一応内装剥がしを買ってきました。そのまえに、電装系をかまうときは、バッテリーのマイナス端子を外しておくことが大切なようです。
左下の方に内装剥がしをひっかけて持ち上げると、案外簡単に外すことができました。一か所外れれば、あとは徐々に間を広げていってそのまま引っ張ると全体が外れます。
ただ、ハザードスイッチがコネクターで繋がっているので、ここをはずさなければなりません。長年のホコリで汚いこと…(^_^;)。
パネルが外れました。こうなると、まあパソコンのハードディスクを入れ替えるようなものです。ダッシュボードについているネジを外して、オーディオユニットを取り出します。
しかし、オーディオケーブルが予想外に短く、結構難儀しました。結局グローブボックスを取り外して、裏から手を回してなんとかコネクタを取り外すことができました。
これがオーディオコネクタ。純正のユニットには直付でついていました。
こちらはアンテナコネクタ。オーソドックスなコネクタのようです。
今回取り付けるのはケンウッド製のU393です。もともとそんなにオーディオにこだわっているわけではなく、iPhoneなどがつなげてできるだけ安いものをということで選びました。USB端子がついているので、そこから充電したり音楽を流すことができます。
あとは、このオーディオハーネス。この青いカプラを車から出ているコネクタにつなぎ、AVユニットとケーブル同士を結ぶことで配線を楽にしてくれるものです。これがないととてもじゃないけど、ぼくの力量では配線なんか無理です。
こんな感じでAVユニットのハーネスと接続します。青い方を車と、黒い方をAVユニットにつなぎます。なんかアース線もとらなくてはいけないそうで、近くに開いていた穴に黒いケーブルをボルト締めしてアースをとりました。
それから今までついていたブランケットにAVユニットを入れ替えてつけ、そのままケーブルを接続すればいい…はずなのですが、ハーネス部分はケーブルに余裕があって楽だったのですが、アンテナ線が短いため再び難儀をしました。手を奥の方に差し込んでようやく穴を探り当てた感じです。
再びパネルをはめ込んで、換装終了。音が本当に出てくるか、エンジンを掛けるまで心配でしたが、うまく鳴ってくれて安心しました。
まだ操作に慣れていないのか、どうも使いにくいパネルですが、とりあえずiPhoneをつないで音楽も聞けます。FMトランスミッタで飛ばすよりも格段にいい音ですし、Googleマップでのナビゲーションも本物のナビみたいです。AMラジオも聞けるようになりました。
しかしAVユニットにオーディオハーネスをあわせても1万円もしないとは。なんか不思議な気がします。
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体もう大丈夫なのかな?
バッテリーのアース線ぶっといのに変えると、音も走りも良くなりました。数千円なのでお試しあれ。
アースは以外に大事です。