これも年をとったということでしょう。人生初の遠近両用メガネデビューを果たしました。
昨年辺りから、近くのものを見るときに焦点が合わなくなり、メガネを外さなければならなくなりました。それでいて遠くのものを見るときは、やっぱりメガネをかけなければなりません。近視で老眼が入るとなかなか不便なものです。
入院していたときは、見るものが限られていたせいであまり気が付かなかったのですが、退院してデスクワークなどをすると一層の視力の衰えを感じ、不便でしかたがないので、ついに遠近両用メガネを作ることを決意しました。以前にも一度作ってもらおうとして、視力測定もしてもらったことがあるのですが、遠近両用のレンズだけで3万円とか4万円とか言われて、ためらってしまったんですよね。
今回のメガネは眼鏡市場で買いました。眼鏡市場では、どんなに薄いレンズにしようが、遠近両用になろうが、フレームとのセット価格が15,750円、18,900円、25,200円の3種類なので、ぼくのような貧乏人の懐具合にやさしかったです。店員さんも優しかったです。
均一価格で安く上がるので、フレームを前々からかけたかった、思い切りクラシックなメタルフレームのいわゆる丸メガネにしました(これ)。丸メガネのフレームは流行らないのか、あんまり種類は選べません。横長のレンズの方が顔がすっきり見えるからというのもあるでしょう。けれども、ぼくは顔がベース型で広く、歳もとっておでこが広くなって、まあいわばジャン・レノとかスティーブ・ジョブズとかをイメージしてですね、あんなおっさんになりたいな、と…(大汗)。
さて、はじめての遠近両用なので、今までと少し勝手が違うのに戸惑いはありました。今までは何を見るにも顔を正面に向けて見ていたわけですが、遠近両用は遠くを見るときは顎を引き気味にするとよく見えるし、近くのものを見るときは顎を上げ気味にして、下に見るようにしなければなりません。またレンズの周辺部はそれなりにボケて見えます。よりはっきり見るためには、対象物と正対する必要があるようです。
それでも昨日、仕事の会議がありまして久しぶりにその手の会議に出させてもらったのですが、メガネをかけたまま手元が見えるので、資料を読んだり、字を書いたりするのに、たいへん助かりました。いまどきはメガネも安くなったので、メガネはこれ一本だけという時代でなくて、用途に合わせて作ることも必要なのかなと思いますが、当分はこれでストレスなく過ごすことができそうです。
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