第2クール第16日 退院は週明けに

未明の激しい雨で目が覚め、多少咳き込みもしたのでマスクを着用しました。血液の状態によっては、感染症を引き起こすかもしれないからです。身体がえらくだるいので、血液の状態もあまりよくないだろうと思いました。

けれども今朝の血液検査の結果では、白血球は6.4と平常値で、感染症の心配はありませんでした。一方で、赤血球は2.53と相変わらず低く、基準値下限の6割ほどしかありません。身体がしんどいのは、ひとえに赤血球不足の貧血によるもののようです。また、血小板にいたっては5万5千と、注意すべき5万に近づいてきました。そのため、もうしばらく入院し、週末に再度血液検査をして、回復に向かうことを確認してから退院をすることにしました。

今回は白血球の値が下がらなかったので、実は早々に退院してもよかったのです。赤血球と血小板を回復するためには、輸血しか方法がありません。しかし、輸血は後々の血液感染リスクなどもあり、余程のことでない限りは行いません。どのみち骨髄抑制は時間が経てば回復していくからです。同じ日にち薬なら、病院で過ごしても家で過ごしても同じではあるのです。

ですが、やはり病院で週末を過ごすことにしました。家で安静といっても、病院と同じようにはゆっくり過ごすことはできないでしょう。もう少し病院にいて、気持ちの整理をつけ、週末の子どもたちの喧騒をやりすごしてから家に帰ろうと思います。

これで週末にある水郷祭の花火大会は病室から眺めることになりました。西向きの窓は宍道湖に向かっているので、ある意味特等席からの観覧です。まさか実現するとは思いませんでしたが。

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