1クール3週間、21日として、だいたい今日が中間点。このクールの折り返し点にかかりました。はじめてのドライブコースは長いけれども、折り返して帰るときにはあっという間に感じるように、今回の治療はあっという間に中間点まで達したように思います。抗がん剤治療も二度目ともなれば、前のクールに比べて心の余裕があります。
今朝は血液検査がありました。骨髄抑制は少しずつ進んでいるようです。白血球は基準値以内でしたが、赤血球は相変わらず基準値よりも下で、前回採血した22日よりも少し数値が悪くなりました。ヘモグロビンがなかなか10g/dlを超えてくれないので、長いこと歩いたりすると息が切れます。また血小板も基準値を割り13万にまで落ちてきました。まだ基準値を少し割っただけですが、10日前は36万あったのですから、ざっと3分の1になったことになります。
前回は第3回目のジェムザールを投与できないくらい骨髄抑制が進んだわけですが、今回はどうなるでしょうか。月曜日にあらためて採血をして最終的に判断をすることになりました。そして、それまでは特に何もないので外泊してもいいですよと主治医から言われました。どうしようかちょっと迷いましたが、やっぱり明日は家に帰ることにします。
前にも書いたように、病院が日常になってはいけないのです。このクールが終われば、長かった一連の膀胱がん治療に一区切りつきます。いよいよ最終コーナーが見えてきたのです。だとしたら、少しずつ、気持ちだけでも日常生活に戻るための努力をしていかなければなりません。外泊はそのためのいい機会になりましょう。
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