第2クール第1日 ジェムザール投与


第2クールの治療がはじまりました。今日第1回目のジェムザールを点滴し、続けて明日はシスプラチンを点滴します。順調に行けば、一週間ごとに、その後2回ジェムザールを受けるというスケジュールになります。

すでに今日の零時からしびんを使って尿量の計測をしています。かなり溜まったなという時で、一回に350ccくらい出るので、普通の人とあまり変わらない膀胱の容量になってきたように思います。家にいるときは、すでに日中は普通の下着を履いて大いに自尊心を回復していたのですが、病室にあっては寝ている時間も多く、尿量を正確に測るためにもオムツをせざるを得ないのが残念です。

第1クールでは、最初の二日間はソルデム3Aという補水液をぶっ通しで点滴されてたいへん不便だったのですが、今回はちょっと事情が違いました。生理食塩水の補水を最初にしたのですが、その量はわずか100ccほど。それが半分ほど点滴し終わったところで、デカドロンというステロイドホルモン剤に切り替えて30分。それが終わったら抗がん剤のジェムザールを30分。最後に残った生理食塩水を点滴して、それで終わってしまいました。明日も点滴をするので、腕に針とチューブはついたままですが、午前中のうちにすべての点滴が終了したのは意外でした。治療が終わってから主治医に確認したところ、病院で治療方法を見なおした結果であるそうです。明日はかなり水分を補給するそうですが、それでも以前よりは少なくなるだろうということでした。

24時間で2リットルからの水分を点滴していた前回と違い、薬剤も含めて500ccほどしか入っていません。そのため以前ほどの頻尿もありません。とても楽に終わったなという気もしていますが、よく考えるとそれだけ薬が体内に残っているということでもあり、なるべく経口で水分をとっておいたほうがいいかなとも思います。

前の経験と同じならば副作用らしいものが出るのは数日先になるはずで、今のところ体調や食欲の変化もありません。順調に治療がすすみますように。

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