今日は第1クール最後のジェムザール投与の日。抗がん剤が入るとまた食欲が落ちるかもなあと思いながら、朝食後のコーヒーを飲んでいたら、主治医の先生が今朝の血液検査の結果をもってきまして「今日の点滴は中止します」と、予想外なことを言われました。
渡されたペーパーを見ると、血液検査の値がずいぶん下がっていました。白血球は前回の約半分の1800まで落ちています。赤血球は前回よりもわずかに落ちて2.76。血小板も前回の約半分の4万9千になっていました。ここ数日、ブログではずっとしんどいなあと言ってきましたが、この値ならばしんどいのも当たり前の数字ではあります。
前回輸血を受けたときはもう少し値が低かったので、まだ輸血を受けるまではいきませんが、血液状態はあんまりよろしくありません。それでもこれくらいの値なら想定内のはず。ただ、今回は、前回の採血との落差が大きいために、更なる抗がん剤投与がためらわれたのでしょう。
しかし先生は「これで第1クールを終了しましょう」と更に意外なことを言われました。1クール通常3回投与すべきジェムザールを2回で終了してもいいものか、心配になって尋ねたところ、今回は病変があるわけではなく、予防的な投与であるので効果がどうか判定ができないが、副作用がこれだけ出ているということは、抗がん剤もまた2回の投与でそれなりに身体に行き渡ったと考えられるから、ということでした。
今後は血液の回復を目標にし、日常生活に支障がないほどに回復したならば一度退院するということになります。今日は白血球を増やすためのG-CSF製剤を肩に注射しました。このあと木曜日か金曜日に採血をして、その結果回復が順調であれば退院だそうです。
白血球が2000を切って、感染症がいよいよ心配事になるので、マスクを着用し、できるだけ清潔にするように申し付けられてはいます。しかし、貧血というのは身体の怠さはあっても、痛いとか苦しいとかいうこともないので、自分ではそれほど深刻に捉えていませんでした。それだけに第1クールのあっけない幕切れに、少々戸惑っています。張り詰めていたものが急にとけてしまったような、空ろな気持ちです。
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がんばれ fumiton!!
白血球にはバナナと聞いたよ。
実はここ3年私も抗がん剤や手術や放射線のお世話になってました。(秘密だよ)
ビタミンD3も飲んだし野菜ジュースも作って飲んだよ。
でも一番大切なのは体力と食欲。
抗がん剤で口ものども胃も荒れて仕方ないときはハーゲンダッツと ビスケットをミルクでやわらかくしたのでしのいだよ。
お子さんのためにもがんばって!!