モバイルルーターを持ち歩くようになってから、実はVAIO Pが再び活躍するようになりました。プロセッサはAtomで非力ではありますが、本体は軽いし、SSDなので雑に扱っても平気なのがいいですね。実はこのPCにはWiMAXにb-mobileのSIMも入った全部入りなんですが、PCに通信機能を入れたのはちょっと失敗だったかなと思います。これだけモバイルルーターの使い勝手がいいとは思いませんでした。
おそらくこのPCにBIGLOBE 3GのSIMを入れて、ルーターとして動かすこともできないわけではないでしょうが、そうなると例えばiPadを使いたい時もPCをオンにしておかなければならなくなります。昔のように一台のPCで何もかも作業するならば、通信機能内蔵が便利だったのでしょうが、今やスマートフォンやタブレットなどを使い分ける時代になると、やはり通信機能は外部のルーターに任せてシェアしたほうが便利なように思います。
まあ外での作業といえば、インターネットに接続して調べ物をしたり、メールをチェックして返信したりなんですが、そういうことはiPhoneでもできます。しかし、長い文を書くのは、やっぱりしっかりしたキーボードの付いたPCの方が楽です。
さて、文章を書くにはテキストエディタが必要なんですが、Windowsではもうずっと秀丸を使っています。Windows3.1のころからですからもう十何年ということになりましょうか。しかし、マクロなどはバリバリ使うわけでもなく、便利そうなものを拝借して使っている程度のことです。無償のいいエディタもあると思うのですが、最初に4千円も払っちゃったという気持ちがあるのでしょう、とにかく秀丸一択です。せこいですね(汗)。
ところが最近はMacを使うようになりまして、Macだとおしゃれなエディタとかいろいろあるじゃないですか。このVAIO Pとかどうせマルチタスクできるほどのパワーでもないし、いっぱいにウィンドウを開いてすっきりテキストを入力してもいいのじゃないかなと思ったのです。そこで、少し浮気をして秀丸以外のエディタを使って見ることにしました。
まずMacで有名なOmmwriterを試してみました。背景画像にただ文字を打っていくのは新鮮な感じがするものです。しかし、Atom搭載のVAIO Pでは文字入力がもたついてしまうことが判明。かなりのCPUパワーが必要なようです。残念ながら、画面が快適でも入力にストレスが溜まっては意味がありません。
次にJDarkRoomというのがあるということで、ダウンロードしてみました。起動すると黒の背景色に緑の文字はなんとなく懐かしい。コマンドもファンクションキーやコントロールキーを駆使するというどこかDOS環境を思わせるもので、とてもいい感じです。動作も軽快です。しかし、なぜか保存したファイルを再度開くと文字化けするんですよね…。テキストエンコーディングをだいぶいじったりもしたんですが、よくわからずじまい。もう少し深く勉強してみる必要がありそうです。
エディタ探しはまだまだ続けていこうかなと思いますが、結局秀丸が一番使い勝手がいいというオチになりそうな感じです。長い付き合いですからね、浮気してゴメンね。