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Bootcamp環境のWindows7からWindows8へアップグレードしてみた

Macにwindows8を入れる
外出先で活躍してくれたVAIO Pですが、そろそろお役御免の時期が近づいてきたようで、次からはMacBook Proを外に持っていく決意をしたのですが、やはりWindows環境もあったほうがいいので、Bootcampで手持ちのWindows7を導入しました。

仮想化ソフトも考えないではなかったのですが、どうも試用した感じではメモリを相当食いつぶしてしてもたついた感じがしたので、Bootcampにしたのです。Bootcampでの導入自体は特に問題もなく、アップルのサイトにある手順書を見ながらスムーズにWindows環境を構築することができました。

さて、Windows8のアップグレードプロモーション期限が2月28日までと迫っていて、この日を堺に1200円で導入できるものが25000円になるというので、たいへん迷いました。現時点でのBootcampではWindows8への対応を公式にはうたってないので、不安もありましたが、どうせ実験機だし思い切って入れてみることにしました。

Windows7を起動した状態でアップグレードアシスタントを起動し、目立った問題も無さそうなので、Windows8を購入するとインストールが始まり、順調かと思われましたが…

トラックパッドが反応しない

起動した後にカーソルが見当たらず、トラックパッドを触ってもなんの反応もありません。ここでドツボにはまりました。どうやら同様の症状はよくあることのようで、ここのサイトを参考にしたところ無事に解決しました。

とりあえずUSBマウスで作業をしなくてはなりませんし、まずWindows8でのデバイスマネージャの表示からしてどうするのかわからない状態だったりします。

最初のタイル画面で下の方を右クリックし、すべてのアプリを表示させてコントロールパネルに入ればデバイスマネージャを開くことができました。ここで、AppleのMultitouch関係にエラーが出ているのを確認、右クリックでドライバソフトウェアの更新でとりあえず、USB入力デバイスにしておいて、さらにドライバソフトウェアの更新で最新版を自動検索にすると、本来のドライバが表示されるようになるのです。これは先人の知恵がないとわからんわ…。

これでタスクトレイに常駐しているBootcampのコントロールパネルでトラックパッドの設定もできるようになっているので、二本指での右クリックとか設定出来ます。

ディスク容量が逼迫する

またBootcampなどではそれほど大きなディスク容量をWindowsに割り当てていないとは思いますが、Windows7からのアップグレードではかなりディスク容量をとることがわかりました。ぼくは64GBを割り当てていましたが、Windows8を入れた直後の段階で空き容量が11GBちょっとしかありません。これはひどい。

これはWindows7関連のファイルがまだそのまま残っているからだそうで、ディスククリーンアップを起動して古いファイルを削除する必要があります。またこのディスクのクリーンアップも見つからずここのサイトを参考に、なんとか古いファイルを削除し、空き容量を確保することができました。

というわけで、Bootcamp下でもWindows8がなんとか使えるようになりました。うーん、見た目は綺麗になったけれど、今までの常識が通用しないWindows8がなんか恐るべし。マイクロソフトアカウントと無理やり関連付けようとしているところなどもちょっと強引かなと思いますし。なれるまでちょっと大変かな…。

知らなかった!MacのChromeは全画面表示でもツールバーに簡単にアクセスできる


メインで使うブラウザはWindows、MacともChromeにしています。いろいろな環境で簡単に同期ができるのはいいですね。

画面の狭いノートで使うときには少しでも表示領域を広くしたいので、最大化して使います。しかしもっと広くしたいときには、全画面表示(Macではプレゼンテーションモード)にすれば、Chromeのツールバーも消し去ることができます。ちなみにWindowsでは[F11]、Macでは[shift]+[command]+[F]のショートカットキーね。

Windowsで使っているとき画面が広くて便利は便利なのですが、こうすると拡張機能のボタンにアクセスしたいなあという時にちょっと困ったりするわけです。そういう時は[F11]をもう一回押して全画面モードを解除してからツールバーの機能にアクセスすることになります。

Chromeには[Ctrl]+[L]でアドレスバーにカーソルを移動できるというなかなか便利なショートカットキーもあるのですが、こういうのも全画面表示の時は使えないんですよね。うーんなんかジレンマ。

ところがMacはそうじゃない。

プレゼンテーションモードでカーソルを画面の上端に移動すると、ひょっこりChromeのツールバーが現れる。おまけにMacのメニューバーも現れて超便利。カーソルを戻すとそれらのバーもまた隠れてくれるのです。

ショートカットキーも使えて[command]+[L]を押すと、にょきっとツールバーが現れてアドレスバーにフォーカスが移ってくれるんです。

いや〜この機能は知りませんでした。MBPの画面解像度ではやっぱりちょっと狭いと感じることがあるんですよね。Macのノートを使っている方ならプレゼンテーションモードでもそんなに使い勝手を損ないませんから、試してみてください。

iPadでマインドマップ SimpleMind+が使いやすい

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アイデアを練るときによくマインドマップを使います。それほど本格的に勉強したわけではないので、ほとんど我流ではありますが、色々なプロジェクトの課題をマインドマップを書くことで、すっきり見通せるようになりますよ。そんなとき、コンピュータがマインドマップの作成を手助けしてくれるツールになります。

PCで作業するときにはFreeMindというソフトウェアを使っています。フリーウェアですし、慣れればキーボードによる操作が快適で、さくさく入力ができます。PDFや画像にも出力できるので、資料に添付したりするのも楽です。ただ、ちょっとおしゃれな感じがしないというのが欠点でしょうか。

入力しやすいSimpleMind+

iOSでもマインドマップアプリはいろいろと出ていますが、SimpleMind+が使いやすかったので紹介したいと思います。

SimpleMind+は、操作性がすぐれているところに特徴があると思います。マインドマップでは子ノードと兄弟ノードというのをよく使います。項目Aから枝を伸ばしてできた項目Bが子ノードです。このとき、他にも親項目Aから枝を伸ばして項目B\’を入力するときに、項目Aに戻って枝を伸ばすか、項目Bから兄弟ノードを直接入力できるかで作業性がだいぶ違うのです。SimpleMind+では、子ノードを入力できるボタンと、兄弟ノードを入力できるボタンがわかれているので、使い分けが簡単にできます。

また枝を張ったあとに、あるノードを別のノードに付け替えたいということもよくあることですが、SimpleMind+では親にしたいノードに、子にしたいノードを重ねるだけで付け替えることができます。これは楽チンで直感的な操作です。

また豊富なスタイルが揃っているのも特徴です。カラフルなものからシックなものまで10種類のスタイルがあって、見栄えのするおしゃれなマップができあがります。

フリー版ではエクスポートできない

フリー版で基本的な操作はでき、マインドマップが簡単に作れるのですが、一点大きなデメリットがあります。フリー版ではPDFやJPGなどへのエクスポートができないのです。インポートもできません。FreeMindで作ったファイルを読みこませようとしてもフリー版では読み込めないのでした。唯一、デスクトップ版へセーブする機能だけがあります。MacのAppストアにはSimpleMind Freeというのがあって、これをMacで使えばiOSで作ったマインドマップを読み込むことができました(要Wi-Fi)。

やはりこのままではお試し版といった位置づけなのかもしれません。アプリ内課金(350円)でフルバージョンになるとのことで、買ってみました。

フルバージョンだと機能豊富

\"\"フルバージョンにすると、メールで外部にエクスポートすることができます。エクスポートもPDF、PNG、アウトラインテキスト、OPML、FreeMindなどの形式を選べ、また一括で送ることもできます。これはなかなか優れた機能だと思いました。

自分宛のGmailなどに送っておけばいろんなプラットフォームで参照することができます。iPhoneにインストールしたものでも同じようにみられます。FreeMindで編集することも可能です(レイアウトはだいぶ違いますが…)。

\"\"ぼくはFreeMindしか使っていないのであれですが、FreeMind形式のファイルを開くこともできるようになりました。メールやDropboxなどに入れてあるmmファイルを「次の方法で開く」でSimpleMind+を選択すると読み込めます。だいぶレイアウトは崩れてしまいますが、味気ないFreeMindのマップを綺麗に修飾することもできそうです。

フリー版ではできなかった離れた枝と枝をつなぐ、クロスリンクもフルバージョンではできますし、任意のノードの色を変えたり、アイコンを挿入することもできるようになりました。

課金はしましたが、入力しやすくアイデアを次々放り込めて、編集もしやすいこのアプリを気に入りました。要望とすればiCloudにでも対応するとシームレスに連携ができていいのかなとも思いますが、どうなんでしょう。iTunesストアにはSimpleMind+とSimpleMind for iPhone, iPadと二つアプリがありますが、SimpleMind+を買ってアプリ内課金をした方がお得です。SimpleMind for 〜は昔からのユーザーのバージョンアップ用だと思われます。ご注意ください。

BIGLOBE 3G契約してみたのでその感想


先日BIGLOBE 3Gを契約し、モバイルルーターが届きました。月額1,770円の定額利用料金はなかなかの魅力。手頃なネットワークサービスをちょうど探していた所で、すぐに検討して決断しました。

■なんでモバイルルーターが欲しかったのか

モバイルネットワークならVAIO PでWiMAXとかb-mobileが使えるのですが、なかなか使いどころが難しい。WiMAXはいいんですが、エリアが狭い。b-mobileはエリアは広いけど、速度が遅いし分単位の課金(Doccicaなので)なのが精神的に悪いといった具合で帯に短し襷に長しなんですよね。そんな中、iPadやMacも買っちゃって、これらの機器も外でつないでみたかったのです。

■なぜBIGLOBE 3Gにしたのか

もとからプロバイダがBIGLOBEだったのもあります。それとやっぱり料金が魅力でした。午前2時から午後8時までの制限付きですが、月額料金が2,000円以内に収められます。ぼくの生活パターンが3時ころに起きて9時には寝てしまうので相性もいい。

■申し込んでからどれくらいできたか

最初の案内では3日から2週間程度ということだったので、一番気にかかったのですが、契約を申し込んだのが2月6日の月曜日、モバイルルーターが届いたのが2月11日の土曜日ということで正味5日ほどでした。発送メールが待ち遠しかったです。

■モバイルルーターどんな感じ?

RS-CV0Cという端末でした。開けにくい裏蓋を外して、SIMカードと電池を取り付けます。なぜかSIMカードの他にmicroSDカードも刺さる謎の端末です。設定自体は簡単で、デフォルトの無線接続をしたらブラウザで162.168.1.1を開くと設定画面が出てきます。ここでSSIDや暗号化方式、パスワードの変更などを行えます。USBでPCと接続するとユーティリティソフトをインストールすることもできるようです。BIGLOBEの接続設定はあらかじめ済んでました。

■通信が確立するまでの時間

モバイルルーターの電源をオンにして、PCがWiFiの電波をつかむようになるまでに少し時間がかかります。RS-CV0Cは連続通信が4時間ほどですから、ずっとつけっぱなしにしておくわけにもいきません。ざっと計測したら40秒ほどかかります。PCを開いたら即ネットに繋げるわけではないです。
ただルーターの連続通信時間が4時間ほどではあるのですが、どうやらPCとUSBで接続してえおけば、充電しながら使えるようでこれはなかなか便利です。

■通信速度はどれくらい?

さっそくiPhoneでスピードを計測してみました。下りは1800kbpsでなかなかいい感じです。Webブラウズ程度であればあまりストレスがかかりません。上り250kbpsは人によっては物足りないと感じるかもしれません。大きな写真のやり取りやネットでの動画配信をしようかと思うとストレスがたまるかもしれませんね。このブログに使っている写真程度のアップは気になるほどでもないです。ぼくの使い方では問題ないかな。

■契約の穴はないのか

金額は安いのですが、時間制限があるので夜型の人には向かないかもしれません。24時間フルのコースもありますが2,770円と他のサービスとあまり料金的な差がなくなります。3日間のトータルが360MB程度で速度規制が入るとのことで、無制限で使えるわけでもないです。また2年縛りがあるのは気にしておかないといけないでしょうね。

これで晴れてうちのiPadやMBPも外に持ち出せるようになって外出時の荷物が増えそうです。外での会議やイベントの時とかに活躍しそうです。

Macに入れたアプリ

Mac購入から数日。懸案だったiTunesの移行も不十分ながらも完了し、サイトのブラウズやTwitterなど、ネット関係の作業をぼちぼちと構ってきまして、少しずつMacでの操作も慣れてきました。ようやくファイルの関連付けの方法もわかりましたよ。

仕事ではまだまだWindowsを使わなくちゃいけないし、すべてをMacで賄うわけにはいきませんが、テキストファイルを編集したり、インターネットを使ったりする作業を中心にやっていきたいと思っています。

いろんなサイトをまわって環境設定はそれなりにできたのですが、まだどんなアプリがあるのか、よくわかってないところはあります。Windowsなら定番と言われるソフトウエアの紹介サイトみたいなのはたくさんあるのですが、Macのソフトウエア紹介サイトの代表的なところが見つけられてません。そんな人のためにApp Storeがあるのでしょうが、App Storeに載ってないアプリもあるみたいで…。そんな中で一応今まで入れてきたアプリをメモとして書いておきます。

夜フクロウ(App Store)

Twitterクライアントもいろいろあって迷うのですが、Twitter公式アプリとこれは入れてさっそく使ってます。ひと通りのことはできるし、良い感じ。

Google日本語入力

標準でことえりを使って入力できるのですが、ちょっとでも操作の慣れたこちらを使ってみました。変換精度もいいし、特に不満もないので、Windowsでも使っているATOKを入れるかどうか、ちょっと考え中。

Chrome

WindowsではChromeを使っているので、すべての環境が共有できるので入れました。ところが標準のSafariがなかなか良い感じ。SafariなんてWindowsではとても使いづらいと思ってましたが、最近は拡張機能もあって、他のiOSデバイスとも連携できるし、案外Safariでいいかも。

Evernote(App Store)

紙資料やメモはほとんどこれに集約しているので、やっぱりかかせません。Webのクリップもこちらで取りたいですし。

FreeMemory(App Store)

空きメモリがどれくらいあるかわかるし、メモリ解放もできるそうです。調子に乗ってどんどんアプリを起動すると結構メモリを食うんですね。メモリが少なくなると、もたつくことがあるんですね。

ClamXav(App Store)

ウイルス対策を一応しておこうと思ってどれがいいとか全然わからないのですが、フリーソフトなので入れてみました。でもちゃんと動いているのかどうか今ひとつ自信がありません(^_^;)。

mi

何はともあれテキストエディタが欲しかったのですが、何があるのかさっぱりわからず、評判のよさそうなものを入れてみました。まだ全然使いこなせてないですが、とりあえず文字打ちだけはできますw。で、フォントを明朝にしたんですよ。いやほんと綺麗ですね。Windowsのエディタで明朝なんて使おうとも思いませんでしたから。

Growl(App Store)

iOSでいうところの通知センターの役割をするやつみたいですね。有料の1.3を入れてみました。でもよく使い方がわからんです(^_^;)。特にGmailのポップアップしたいんだけど、どうすりゃいいんだろう…。

AppCleaner

Macではアプリをゴミ箱にドロップでアンインストールと聞きますが、それだと設定ファイルとか残るそうなので一応念のために入れておきました。まだ使う機会はないのですが。

Dropbox

やっぱりDropboxがあると何かといいですね。無料コースなのでテキストファイルを入れておいたり、Windowsとちょっとファイルを受け渡しするときに使っています。

Launcher(App Store)

option+spaceで開いて、予め割り振っておいたコマンドキーを打つことで、調べ物をしたり、アプリケーションを起動したりいろいろできるようです。なかなか便利です。

ToyViewer(App Store)

画像をぱっと開けて簡単な編集もできる、WindowsでいうところのIrfanViewみたいなソフトウエアがないかなあと思って、入れてみました。まだ詳しくは使えてないけど、表示も早いしシンプルでいい感じです。

ほとんどフリーウェアでここまで揃うのだからありがたいです。作者の皆様に感謝。

余は如何にしてMacの軍門に下りし乎


ぼくには縁がないと思っていたMacをとうとう買ってしまいました。

仕事で使っているWindowsXPのPCが最近ネットワーク周りでトラブルがあるようで、通信の最中にプロセスが吹っ飛ぶことが増えてきました。またWindowsPCとiTunesの組み合わせがいかにも鈍重で、ときどき見せてもらうMacでの動作と全然違うのも気になるところ。

ここは思い切ってMacを買ってこれをiPhoneやiPadの母艦にしたいと常々思っていたわけです。iOS5になってiCloudという機能が加わったわけですが、この機能はWindowsXPではサポートもされません。特にフォトストリームなんてとても便利そうなのに、使えないのは超くやしいという思いがつのり、とうとうMacの軍門に下ってしまいました。

機種は13インチのMacBook Proにしました。メモリの増設が可能で、ある程度大容量でもあるし、最近地味にグレードアップしたので、まずは買っても後悔しないだろうと思いました。既存の機器を活かしてMac miniにしようか最後まで迷いましたが、可搬性のあるノートブックの方を選択しました。

思えばすっかりアップルの策略にはまっているような感じがします。

MP3ファイルがたまり始めてどうやって簡単に音楽ファイルを管理しようかというところでであったのがiTunes。しかもここでは曲も売っていて、買った音楽はiPodじゃないと持ち出せないということで、買ったのがiPod mini。順当にiPod nanoに手を出して、どうせならTwitterとか快適に使いたいしということで、iPhoneを買い、iPadも買い、やっぱりこれらのデバイスと相性を考えればとMacまで買い…。気がついたらすっかりアップルで身の回りを固められていました。

なんというか、製品だけでなくサービスをも含めた囲い込みというのは本当にうまいと思います。

というわけで、はじめてのMacなのでわからないながらも、少しずつ環境を整え始めました。二本指、三本指の使い方には感動したり、操作が洗練されているなあ、ということはよくわかります。深く使えるようになるまではまだまだですが、これからアプリを物色したりして、ネットワーク関連でできることはちょっとずつこちらに比重を移していこうと思います。

で、肝心のiTunesなんですが、まだ移行できてません。Macでも使えるようにと音楽ファイルのタグを変換したら、とんでもない文字化けの嵐に見舞われまして、地獄を見ていますw 素直に移行ソフトを買っておけばよかった…。