先日、日常用に使っていたパナソニックのデジカメ、DMC-FX37の液晶画面に誰だか知らんけどタバコの灰を落とされまして液晶がへこんでしまった事件があり、がっくりしたのですが、ここは気分を取り直して新しいデジカメを買おうということで物色を開始しました。
値段はそこそこで、小さくて、それなりに写るやつという条件。最近のコンパクトデジカメ事情に疎いのですが、困ったときはキヤノンということで最終候補を220ISか400Fに絞り込みました。当然新しい機種である400Fかなとは思ったのですが、どうにもデザインが好きになれないことと価格差と機能を天秤にかけて、旧機種の220ISを選択しました。たまりまくっていたポイントを使ってただで手に入るかどうかということだったんですけどね。
いざ使い始めてみるとやっぱりコンパクトなデジカメはいいですね。写りもそれなりにいいです。とはいえ、広角なのはいいんですが、やっぱり画像周辺はたいへん写りが甘くなります。それといたずらな画素数の多さはどうかと思いますね。この小さなボディで1200万画素も詰め込む必要があるのかどうか、はなはだ疑問です。今頃のコンパクトデジカメはみんなそうなんですが。
こういうのはフルオートでガシガシ撮るのが基本だとは思いますが、デジカメによって特徴のあるところです。何枚か撮ってみてこのカメラのクセがだいたいわかってきました。
基本的にできる絵はだいぶ明るく撮れます。インテリジェントオートで暗部補正もありますので、露出がアンダーになることはほとんどありません。全体的に色も鮮やかで派手な感じ。液晶も明るいので、ぱっと見た感じでは露出オーバーじゃないの?と思いましたが、モニターで見ると明るめではありますが普通に見えます。暗いところを暗く撮るには露出補正が必要かもしれません。
また、このカメラはフラッシュをなるべく焚かないようにしているようです。よほど暗い場所じゃないとフラッシュを焚きません。そのかわりISO感度はガシガシあがります。最低感度はISO80ですが、晴天でもISO120とか普通にあがります。ちょっと暗いところはISO400とかどんどんあがっていきます。ISO400くらいでは当然ノイズが出ますが、いまどきでは許容範囲かもしれません。フラッシュオフにするとISO800まであげようとします。ISOの上限設定ができないので、こだわるならISOを指定する必要がありそうです。
フラッシュをぎりぎりまで我慢するのは、フラッシュがあまり好みでないので好感が持てました。前のFX37はすぐにフラッシュを焚くクセがありましたから、フラッシュを普段は切っていました。
小さなボディでおまかせでどんどん撮れて絵もきれい。メモカメラとしてはとても便利な感じで使えそうです。今日は子どもにせがまれて、イングリッシュガーデンとフォーゲルパークに行きました。急なことだったので一眼レフが持ち出せず、このカメラで写真を撮ったので何点か載せておきます。大きな画像はFlickrにあります。