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オリンパスの魚眼ボディキャップレンズが面白い

カメラの液晶画面が見えづらくなってきてだんだんデジカメで写真を撮ることがおっくうになっていたのですが、先日オリンパスのE-M10 Mark2を中古で買って、また写真をちょくちょく撮るようになったのです。老眼持ちでもファインダーがあるとめがねを外さなくてよくなるんですよ!

マイクロフォーサーズのレンズは(安物を中心に)そこそこ持っているのですが、そんななかでもボディキャップレンズと呼ばれるラインナップがありまして、中でも9mmフィッシュアイBCL-0980は最高に面白いです。

魚眼レンズというのは超広角レンズでして、無理矢理広い画角を得るため、周辺がゆがんだりするのですがそれが面白い効果を生み出すのです。でも本格的なのを買うとでかいし、値段は高いし、使用頻度を考えると普通の人にはちょっと手が出しにくいものです。

でもこれは違う、まさに普段はボディキャップとして使えるほどの薄さ、しかも実売価格は1万円を切るリーズナブルなお値段。f値こそ8と相当暗いのですが、そこはそれ超広角とオリンパスの強力な手ぶれ補正があれば、結構どんな場所でも使えます。

それで出てくる絵が結構いい感じなんですよね。さすがに周辺部は流れますが、中心部はそこそこ解像していて、非常にお手軽に超広角の世界が味わえるのがいいです。

ただでさえ小さいE-M10にこれをつけると、コンパクトカメラとたいしてかわらない大きさになります。撮影の時もほとんどパンフォーカスでピント合わせも不要、露出もあんまり考えなしで撮ることができます。最近はまずこれで撮ってしまっておけみたいなところがあります。

以下撮影した写真をポチポチ。アップするのが面倒くさいので、Googleフォトと連携させてみました。うまくいくかな。

建物の写真

ISO200 1/800

建物の全体が写るのは結構便利ですよね。ISO200なら、シャープな写りです。

松江温泉の足湯

ISO1600 1/30

お地蔵さんの足下から頭の上まで一気に入る画角で、奥までピントもまずまずあっています。

夜景

ISO1600 1/10

手ブレ補正と超広角のおかげで、夜景でも頑張れば手持ちでいけます。

ISO200 1/800

とにかくこれでもかと近づくとデフォルメされて面白いです。

ISO200 ライブコンポジット機能

花火も撮ってみました。さすがにこれは三脚で。オリンパスのライブコンポジット機能を使うと、案外簡単にこういう写真が撮影できます。

オリンパスXZ-1の今更レビュー


ふとハイエンドなコンパクトデジタルカメラが欲しくなり、OLYMPUSのXZ-1を買いました。発売されたのは2011年の2月。もう1年以上前の機種ですので、なんというか今更感がたっぷりなんですが、ようやく値段もこなれてきたので購入に至りました。

この機種の最大の特徴は明るいレンズにあります。広角側でのF1.8ももっとも明るい部類ですが、望遠側でのF2.5という値はめったにない明るさです。この明るさ故にこのカメラを購入したといってもいいでしょう。このカメラはダメダメなところがいっぱいあるのですが、この明るさがすべてを帳消しにしてくれます。

UIははっきり言ってダメダメだと思います。一応高級機という位置づけなのにカスタマイズがほとんどできないのが致命的。なんでマクロボタン押したら、AFのターゲット選択になるのかまるで意味不明。マクロにするにはマクロボタンを押してもう一度INFOボタンを押さなくてはならないのです。ここはどちらを優先設定にするかカスタマイズができてしかるべきでしょう。でもできないんですよね…。

レンズ鏡胴の部分にコントロールリングがあって、ここでAモードなら絞り調整、Sモードならシャッタースピードの変更というのはいいのですが、PモードでISO感度変更というのはどうも納得できません。ここはプログラムシフトにして欲しい。でもカスタマイズできないんですよね…。いやそもそもプログラムシフトすらできないという。

露出制御もね、ISOオートの時上限とか決めたいじゃないですか、それできないんです。ISOオートにしても200止まり。あとは手ぶれマークが出ようがとにかくISO200で押し通します。明るいレンズですから、あんまり高感度は使わないのですがそれにしても融通がきかないんじゃないでしょうか。

今までオリンパスのカメラを結構購入してきましたが、オリンパスはなんというか常に「惜しい」製品ばかり出すんですよね。結構尖ったところを突いてくるのに、どこか抜けているんです。なんで露出補正するのに比較画像をサムネイルで見せるのか(μTOUGHお前のことだ)とか、電子水準器表示したら露出情報が消えてなくなる(E-P1よ…)とか、今ひとつツメが甘いんです。

でもね、できた絵の色合いとか、ノイズの乗り方とか好きなんです。そういうところでなかなかこのメーカーに見切りをつけられないんですよね。

このカメラは、望遠では112mm相当の画角でF2.5という明るさですから被写界深度がそうとう浅いのですが、それだけにピントがドンピシャの日には目がさめるような写真が撮れます。フォーサーズの一眼もびっくり、みたいな。もうね、操作性とかはあきらめて、絞り優先一択ですよ。できた絵がよければそれでよし、そんな変態カメラ。だから決して万人に薦められるカメラじゃないです。

会社のゴタゴタもあってか、今後はミラーレスと高級コンパクトに集中していくそうですが、ぜひ頑張って変態カメラを出し続けて欲しいですね。

BATADEN~一畑電車百年ものがたり~を見に行く

商売をやっているので、ゴールデンウィークでも休みなし。しかし、子どもたちはおやすみモード。どこか連れていけとうるさいことこの上ありません。ということで仕事を預けて、古代出雲歴史博物館に行ってきました。子どもたちにはいつも近場で申し訳ないのですが。

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今、こちらでは「BATADEN~一畑電車百年ものがたり~」と題した企画展が開かれています。一畑電車の歴史がわかるということで、鉄道ファンには興味ある企画。ゴールデンウィークということもあって、駐車場も満杯。たくさんの家族連れや鉄道ファンが訪れていました。
企画展では、かつて走っていた広瀬線や立久恵線の資料や写真、一畑パークとからめて昭和の香りのする展示物などもあり、大人にはとても楽しかったのですが、まだ小さい子どもたちにはなかなかその魅力がわからなかったようです。さわっちゃいけない展示物にすぐ触れようとするし、すぐに飽きて外に出たいの大合唱でした。
ちなみに企画展ではなんと写真撮影OK。フラッシュは使えないのですが、最近のデジカメは増感しても、手ぶれ補正もありますし、きれいに撮れます。

またクイズラリーもあって、正解を○×で記入。全問正解で、グッズが貰えます。またグッズが貰える場所で、一畑電車の型紙があって、それに自由に色を塗った。オリジナル缶バッチを作ってくれます。親子連れでも楽しめる企画でした。

その後出雲大社前駅に移動して、展示中のデハニ52を見ました。外からはなんども見たことがあったのですが、中に入ったのは初めてです。さすがに最古級の電車ということもあり、車内は時代を感じさせます。木製車両独特の木とニスの混じった匂いが懐かしい。ぜひ長く保存してもらいたいなあと思いました。

歩いて歩いて5キロくらい歩いたでしょうか。フラフラにして子どもを寝かせる作戦でしたが、お父さんのほうがバテバテでした。

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岡山に行ってました

路面電車運転台

出張で岡山に行ってきました。今回は一人で行ったので、岡山の街中、といっても駅前程度ですが、ぶらぶらと歩くことができました。

旅に行くと、一人で知らない街を歩くことが好きです。これといった目的もなく雑踏の中を歩くとき、街を歩いている人たちは、毎日の生活の延長線上に目的を持って歩いているわけです。その中に一人だけぽつんと取り残された、非日常の立場にいる自分がいる。それは寂しいという気持ちもありますが、同時に新鮮な気持ちになるのです。それは川の流れを外側から見ている感じでしょうか。

やはり岡山は松江から見たら都会でした。駅前の人の波が全然違う。そこには莫大なエネルギーがあるような気がしてきます。その中にまぎれ生活していくとなると、それは大変な苦労もあるけれども、そのエネルギーの中からなにかを生み出せそうな気もしてきます。

やはり人口というのは、都市を形作る上で大切な要素なのではないかと感じないわけにはいきませんでした。ふりかえって自分の住むこの松江の地はなんとこぢんまりしていることでしょう。

私もそうですが、この地でもがんばって生活している人がいます。しかしいつかその環境がよどんだ空気になっていても、満足してしまうこともある。たまに外に出て新鮮な風をあびることも必要なのかもしれないと思いました。

IXI DIGITAL 220ISを使い始めた

Matsue

先日、日常用に使っていたパナソニックのデジカメ、DMC-FX37の液晶画面に誰だか知らんけどタバコの灰を落とされまして液晶がへこんでしまった事件があり、がっくりしたのですが、ここは気分を取り直して新しいデジカメを買おうということで物色を開始しました。

値段はそこそこで、小さくて、それなりに写るやつという条件。最近のコンパクトデジカメ事情に疎いのですが、困ったときはキヤノンということで最終候補を220IS400Fに絞り込みました。当然新しい機種である400Fかなとは思ったのですが、どうにもデザインが好きになれないことと価格差と機能を天秤にかけて、旧機種の220ISを選択しました。たまりまくっていたポイントを使ってただで手に入るかどうかということだったんですけどね。

いざ使い始めてみるとやっぱりコンパクトなデジカメはいいですね。写りもそれなりにいいです。とはいえ、広角なのはいいんですが、やっぱり画像周辺はたいへん写りが甘くなります。それといたずらな画素数の多さはどうかと思いますね。この小さなボディで1200万画素も詰め込む必要があるのかどうか、はなはだ疑問です。今頃のコンパクトデジカメはみんなそうなんですが。

こういうのはフルオートでガシガシ撮るのが基本だとは思いますが、デジカメによって特徴のあるところです。何枚か撮ってみてこのカメラのクセがだいたいわかってきました。

基本的にできる絵はだいぶ明るく撮れます。インテリジェントオートで暗部補正もありますので、露出がアンダーになることはほとんどありません。全体的に色も鮮やかで派手な感じ。液晶も明るいので、ぱっと見た感じでは露出オーバーじゃないの?と思いましたが、モニターで見ると明るめではありますが普通に見えます。暗いところを暗く撮るには露出補正が必要かもしれません。

また、このカメラはフラッシュをなるべく焚かないようにしているようです。よほど暗い場所じゃないとフラッシュを焚きません。そのかわりISO感度はガシガシあがります。最低感度はISO80ですが、晴天でもISO120とか普通にあがります。ちょっと暗いところはISO400とかどんどんあがっていきます。ISO400くらいでは当然ノイズが出ますが、いまどきでは許容範囲かもしれません。フラッシュオフにするとISO800まであげようとします。ISOの上限設定ができないので、こだわるならISOを指定する必要がありそうです。

フラッシュをぎりぎりまで我慢するのは、フラッシュがあまり好みでないので好感が持てました。前のFX37はすぐにフラッシュを焚くクセがありましたから、フラッシュを普段は切っていました。

小さなボディでおまかせでどんどん撮れて絵もきれい。メモカメラとしてはとても便利な感じで使えそうです。今日は子どもにせがまれて、イングリッシュガーデンとフォーゲルパークに行きました。急なことだったので一眼レフが持ち出せず、このカメラで写真を撮ったので何点か載せておきます。大きな画像はFlickrにあります

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iPhoneのWordPressアプリはどんなもんでしょう

iPhoneからでもWordPressアプリを使えば投稿ができるということで、今、このアプリを使って書いています。ブログの編集ができるアプリはたくさんありますが、これは無料ですし、ちょうどWordpressを使っていますし。

使い方はとっても簡単。WordpressのブログのURLとログイン名、パスワードの入力をすると、ブログのコメント管理や投稿、ページの編集ができるようになります。

写真も入れられるようですね。で、どんな感じで入るのか、適当なものがなかったので、先日食べた釜玉うどんの写真でもあげてみましょうw

これで手軽に記事が書けるなら、出張などの時にわざわざPCを持って行かなくても良くなりますね。ただ、iPhoneでの入力は携帯電話よりはやりやすいとはいえ、やっぱり一苦労です。

釜玉うどん

と、ここまでiPhoneで書いたのですが、ここからPCで。

確かに記事は書けて、投稿もできるのですが、写真を入れると自動的に文末に、しかも、フルサイズの画像が表示されてしまいます。レイアウトも乱れまくりでここに載せるわけにはいかないので、PCから写真のサイズをちょっといじりました。これでなんとかレイアウトが崩れない投稿になるのかな。このアプリで写真を入れるなら、あとでPCで編集した方が良さそうです。

これはとっても残念ですね。文字だけの投稿なら使えるのですが、それではメール投稿とあまりかわりありません。一応下書き保存したあとで、HTMLも直接いじろうかと思えばいじれるのですが、よっぽどHTMLになれている人じゃなければ難しいのではないでしょうか。写真の添付方法が最初に設定できるといいのですが…。

今度一泊で出張があるので、気軽に写真でも投稿してみようかなあとも思いましたが、写真入り投稿はちょっと厳しそうです。まあ他のネットワークサービスはいろいろありますしね。

WordPress Media Flickr を入れてみた

とっとり花回廊

先日、FlickrからWordpressに投稿してみましたが、使い勝手がもう一つ。そこでWordpressからFlickrの写真をもってこれるようなプラグインを探してみたところ、WordPress Media Flickrにたどり着きました。こちらはWordpressの編集画面からFlickrのアカウントに入って写真をもってくることができます。

設定も日本語でできるので、すんなりいきました。画像の配置もできるのですが、マージンがとれてないのでちょっとかっこうわるいです。ファイルを編集するとマージンがとれるようになるのかな?また、写真からFlickrのページに飛ぶようにする方法もよくわかりませんが、とりあえずやりたいと思うことはできるようになります。ちょっとずつ試行錯誤しながらいじってみたいと思います。

写真は4月4日にとっとり花回廊に行ったときの写真。この日はおだやかな天気でよかったですけどね。それからずっと寒い日が続いていました。今日は天気も回復しておだやかになり、仕事しているのがもったいないくらいです。