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SoftbankからIIJmioに転出した

IIJmioのSIMカードとiPhone

SoftbankからIIJmioへ

SIMフリーのiPhoneも用意できたので、長年お世話になったSoftbankからIIJmioに乗り換えてみました。

SoftbankとはiPhone3G以来のおつきあいでした。当初は、エリアも狭いし、ちょっと混雑するとすぐに繋がらなくなったりしましたが、今ではエリアの不満もほとんどなく、爆速で、回線品質等に不満は全然ありません。ただ、Wi-Fiで家や会社を固めて、電話も少ししかしない、外ではそれほど高速回線はいらない身としては、価格に見合ったサービスを受けられなくなったように思います。

それは他のMNO(移動体通信事業者)にしても同じこと。横並びのサービス、横並びの価格では大手キャリアを選びようがありません。ということで、MVNO(仮想移動体通信事業者)と契約することにしたのです。

IIJmioを選んだのは、MVNOの老舗として名前が知れていて、ユーザーの満足度も高いように思ったからです。契約もすべてインターネット上で完成してわかりやすかったですし、Amazonなどで販売されているパッケージを買えば、初期費用がだいぶ節約できます。

自分でMNPをやってみる

最近のMNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)は自分で開通手続きができるそうで、電話の不通になる時間をとても少なくできました。

流れとしては

  1. Amazonなどで音声SIM用のパッケージを買う
  2. MNP予約番号を取得する
  3. IIJmioのページで申し込みをしてSIMが送られてくるのを待つ
  4. SIMが来たら開通手続きをする
  5. 電話が不通になったらSIMを入れ替えて使えるようにする

という感じになります。

1.Amazonなどで音声SIM用のパッケージを買う

Amazonで売っている音声SIMパッケージは、後日SIMが送られてくるものなので、パッケージそのものはただの厚紙です。この厚紙の中にエントリーコードが書かれていて、申し込むときにこれを入力することで初期費用が免除されるというものです。

MVNOのサイトで申し込むと初期費用をまともに払わねばなりませんが、通販ではこのパッケージがディスカウントされていることが多く、初期費用がだいぶ節約できます。

IIJmio みおふぉん SIMカード 音声通話パック [フラストレーションフリーパッケージ (FFP)] 【Amazon.co.jp 限定】
by カエレバ

2.MNP予約番号を取得する

MNP予約番号は、やっぱり電話で取ったほうが気が楽ですよね。ですので、専用窓口を調べて電話をしました。

ソフトバンクから他社へ変更する場合 | お客さまサポート | モバイル | ソフトバンク

自動音声ガイダンスにしたがって、MNPしたい電話番号とネットワーク暗証番号を入力するとオペレーターにつながります。今回2回線をMNPしたのですが、オペレーターにつながったら別の回線もMNPしたい旨をいえば大丈夫です。

解約の理由を尋ねられてやっぱり価格ですと答えると、Yモバイルへの好条件での転出を強く勧められますが、ここをじっと耐えてMNP予約番号をもらいます。MNP予約番号自体は携帯電話にSMSで送られてきます。

3.IIJmioのページで申し込みをしてSIMが送られてくるのを待つ

IIJmioのサイトでは手順に沿って申込みをしました。今ではどのプランでも2枚までSIM(携帯電話に差し込むICカード)が使えてデータ量を分け合えるので、3GBを二人で分け合うなら2,700円 通話料で運用できるようです。

ぼくはルーター用のデータSIMも欲しかったので、ファミリーシェアプランで音声SIM2枚、データSIM1枚を注文しました。これで10GBを分け合って3,960円 通話料の運用になる予定です。

申し込んでからデータSIMは翌日に、音声SIMは3日後に送られてきました。

4.SIMが来たら開通手続きをする

データSIMはルーターに挿入して、APN(アクセスポイント名)の設定をすればすぐに使えるようになります。

音声SIMはMNPなので、オンデマンド開通センターに電話をして開通手続きをします。手続きは全部自動音声案内で電話番号とSIMの識別番号を入力するだけです。

ただしすぐに開通するわけではありません。開通メールが届くのは約2時間後でした。実際にはメールが届く前に開通するようです。ぼくの場合、手続き後約1時間でSoftbankの回線が使えなくなり圏外の表示になりました。そこでSIMカードを入れ替えて、iPhoneの場合はみおぽんというアプリを使って構成プロファイルをインストールすると、すぐにIIJmioでつながるようになりました。

開通してもすぐに高速回線や割引電話が使えない

クーポンスイッチアプリみおぽん

IIJmioには電話番号の前に0037691をつけると通話料が半額になるみおふぉんダイヤルという仕組みがあるのですが、開通してすぐに使えるわけではありませんでした。もちろん通常のダイヤル発信はできますが、プレフィックスをつけると「お繋ぎできません」とアナウンスされてしまいます。ぼくの場合は、開通手続きから約3時間後にみおふぉんによる発信ができるようになりました。

また、高速回線での接続をIIJmioではクーポンを使うと呼ぶそうですが、このクーポンもすぐに使えるようになりません。それまでは200kbpsの低速通信になります。これが結構時間がかかって、半日ほどかかりました。

またIIJmio クーポンスイッチというIIJmioのクーポンを切り替えるアプリがあるのですが、アプリからすべてのSIMの設定ができるようになったのは、開通から9時間ほどたってからでした。

ということで、開通してもすぐに様々な機能が使えるわけではないので、時間の余裕があるときに開通したほうが良いようです。

速度はそれなり。低速時もまずまず使えそうな感じ。

RBBスピードテスト結果

何回かスピードテストをしましたが、速度は数Mbpsといったところ。下りよりも上りのほうが速度は良いです。Softbankでは数十Mbpsが出ることもあったのでかなり見劣りはしますが、数Mbpsでていれば実用上問題はないと思います。もっとも普段Wi-Fiなど使わず、大きなファイルをやりとりする使い方では物足りないかもしれません。

クーポンオフの状態では速度が200kbpsに制限されます。とはいえ、Twitterなどの文字多めのSNSは、写真とか読み込まなければ普通に使えます。Facebookもそんなにストレスを感じません。Instagramはフィードの取得は早いですが、写真の読み込みに少し時間がかかります。らじるらじるなどのネットラジオは、音声が流れ出せば途切れることはないですが、起動時のチャンネルの取得などにだいぶ時間がかかる印象です。地図アプリ、ポケモンGO、Ingressなどは割りとすぐに表示されましたので、それほど問題なくできそうです。

ただIIJmioでは、低速時に3日間で366MBを超えると極端な速度規制がかかるそうなので、低速がまずまずだからと24時間かけっぱなしみたいなことはやめたほうがいいかもしれません。

でもまあぼくの使い方では、クーポンは常にオンにしていても、嫁さんと共有の10GBを使い切るようなことはまずないので、杞憂というものかもしれません。

これから一年間はお世話になろう

まだ支払いをしてませんし、最初の月はMNP手数料やらなんやらで出費が多くなりますが、だいたい電話代は二人で今までの半額程度になると思います。通話は従量制なので、使用量をみてから、3分とか5分以内でかけ放題のサービスを考えたいと思います。

IIJmioの音声SIMは一年間の縛りがあります。といっても一年経ってしまえば、それ以降は違約金は発生しません。これからどのように通信環境が変わっていくかはわかりませんから、やっぱりそういう方が気が楽ではありますね。まずは一年間お世話になろうと思います。

IIJmioと契約しようかなと思われた方は、下記の紹介コードを申込時に入力すると、データ量が増量になるそうですので、よろしければお使い下さい。

IIJmio申し込みページ
紹介コード 967 9370 1058 067

Evernoteプレミアムの更新をお得にする

\"Evernoteプレミアムパック3年版\"
Evernoteを2009年の春から使って、その便利さにはまっていつの間にかプレミアム会員になってまる二年。まもなく3度めの更新がやってきます。

今まではプレミアム会員の年会費といいますか年間の料金を、ドル建てで払っていました。円高でそっちのほうがお得だったのです。年会費はドル建てで45米ドル、日本円で4千円に設定されています。最初にプレミアム会員になった2011年の11月は円ドルレートが平均77.5円だったので、ドル建てで支払うと3,500円ちょっとだったんです。去年の更新時もまだ1ドル=80円くらいでしたから、そのままドル建てで支払いました。

さて、今年も更新がまもなく来るなあとよく考えてみたら、今や1ドル=100円の時代。昨今のレートで97円としても、ドル建てで払うと4,300円以上払うことになってしまうじゃないですか。かたや日本円での支払いは4千円なのでこれではもったいない。このまま放って置くと継続でドル払いをしてしまうので、一度プレミアム会員を退会することにしました。

もっとも、引き続きプレミアム会員にはなるつもりなので、もっとお得な支払い方法がないかと探ってみると、これがあるんです。

みんなのEVERNOTE(エバーノート)|EVERNOTEって何?|ソースネクスト総合サイト

それはソースネクストのEvernoteプレミアムパック3年分を買うというもの。こちら9千円で、プレミアム会員サービスが3年間有効になります。すると一年あたり3千円で、年あたり千円も安くなります。これだけでもお得なのですが、家電量販店の通販サイトで買うと、ソースネクスト本家でオンライン注文するよりもさらにお得になるという、なんだかよくわからない状況になっています。

そこで買っちゃいました。パッケージ版のプレミアムパック3年分。

\"パッケージの中身\"
中身はCD-ROM(Evernoteハンドブックが入っているらしい、みてない…)、ソースネクストの製品登録カード、Evernoteのクーポンコードが印刷されたもの、そしてEvernoteステッカー。大層なパッケージに入っていて、必要なのはクーポンコードの20個の文字列だけなので、なんとももったいない気もしますが…。

\"WS000130\"
クーポンコードは、専用のサイトを開いて入力し、そのあと自分のアカウントでログインすることで紐付けられます。プレミアムの期間が即座に3年間延長されると思っていたのですが、そういうわけじゃなくて、このコードによってEvernoteポイントが360ポイント加算されるのだそうです。プレミアム年間パスが120ポイントなので、360ポイントで3年分ということになるのでしょう。ポイントに期限もなさそうなので、とりあえず1年分ほどの120ポイントだけ使って、しばらくためておくことにしました。

Webサービスというのは流動的で、3年後はどうなっているかなかなかわからないのですが、Evernoteは百年企業を目指すそうですし、もうしばらくこの便利なサービスのお世話になろうと思っています。

興味を持たれた方で、まだEvernoteを使ってない方はこちらから登録していただくと、1ヶ月のプレミアムアカウントがもらえるようです。

ちなみにもったいなプレミアムパックのパッケージ版はこちらで購入しました。

bitlyにスパム判定されたのを解除してもらったはなし

\"bitlyから警告されたこのサイト\"
IFTTTというサイトでは、いろいろなWebサービスを連携させることができます。Webサービスにあれこれ手を出しているぼくのような人間には、たいへん便利なサービスです。

で、先日このIFTTTを使って、ブログに記事を投稿したらTwitterにも投稿するというレシピを作って、無事連携したのを確認できました。レシピでは短縮URLの指定ができなかったのですが、bitlyを使っているようで、なるほどなるほどとそのリンクをクリックしたら、警告画面がドーンと表示されるではありませんか。そうですこのサイトはbitlyにブロックされていたのです。

ざっと要約すると「このリンクは不適切なコンテンツを含んでいたり、マルウエアを仕込まれたり、詐欺リンクがあるかもしれないから、やめたほうがいいよ。先に進むなら自己責任でどうぞ」というわけで、普通の人だったらここでそっとブラウザのタブを閉じてしまうことでしょう。

不適切なコンテンツを書いた覚えもなく、人畜無害な日本の個人サイトに文句をつけられるのは不満ですが、サイトがマルウエアとかに汚染されている可能性はあります。そこで、Google セーフ ブラウジング診断ページを使って調べてみました。使い方は簡単で、このリンク先の
http://www.google.com/safebrowsing/diagnostic?site=
のあとに調べたいWebサイトのURLを入れると診断してくれます。

結果そういうこともなさそうなので、ほっとしたのですが、このままでは他の人に不安をふりまいて、サイトの信頼を損なうばかりです。ここはbitlyに判定を覆してもらうようにお願いしなければなりません。ただし英語で(ここが敷居が高い…)。まあ、ようするに「あなたは間違っているから解除してくれ」という意味が伝わればいいので、素人丸出しで晒すのも恥ずかしいのですが、次のようなメールを送りました。

Dear, support@bitly.com

I\’m the administrator http://fumiton.nyanta.jp/
I know the bitly service doubts and blocks http://fumiton.nyanta.jp/

But this site is safe. I think you have a false positive.
https://www.stopbadware.org/review-search?url=http://fumiton.nyanta.jp/
http://www.google.com/safebrowsing/diagnostic?site=http://fumiton.nyanta.jp/

Please unblock.
Thank you.

bitlyからは「受け取ったので、1〜3営業日ほど待て」というメールがきて、二日後に

Thanks for asking about your URL. Our apologies for marking your link as spam — we\’re very serious about blocking spam and malware, and your link got caught in one of our filters. We’ve unblocked your link for you – let us know if you need anything else or run into this issue again.

というお詫びとブロック解除のお知らせメールが届いて、無事このサイトのスパム判定は解除されました。めでたしめでたし。

なぜスパム判定されたのか、レンタルサーバーだと他人の巻き添えをくったりすることもあるよと教えてもらいましたが、原因はよくわかりません。それにいつからスパム判定されていたのか…、ずいぶん損をしてたなあと思います。なんかどこの誰だかわからない組織が勝手にスパム判定して、それを教えてくれないのも、あんまり気分いいものじゃありませんね。

ともかく、こんなダサダサのメールでも抗議すれば伝わるよ、ということで、万一皆さんのサイトがブロックされた時の参考になれば幸いです。

ブログのデザインをかえてみました

ふと思い立ってブログのバックアップをとり、デザインをかえてみることにしました。このサイトはWordpressを使っているので、テーマを変えるのは簡単です。でもテーマギャラリーからデザインを選ぶ作業からして最近はすっかり面倒になり、Twenty twelveという、最初からインストールされている標準テーマにしてみました。

標準テーマのいいところは、公式配布だけに日本語化もしてあることです。英語だけ対応のテーマとかだと、日付表記など細かいところで修正しなければならないことがあって、まあ勉強にはなるのですが、面倒臭いが先に立つようになりました。それにこのテーマは、レスポンシブデザインなのでブラウザの幅が違ってもそれなりに見られるレイアウトにしてくれるのがいいです。PCでもスマートフォンでもシンプルに表示できます。今まで使っていたWPtouchというプラグインは外すことができました。

あとはCSSをぼちぼちいじって、タイトルの見えやすさや本文のフォントなどを調整していきたいです。もうすっかりご無沙汰なので、また勉強しなおしですが。標準テーマなので、カスタマイズの情報もたくさんあるでしょう。

このブログもはじめてから3年、ポツポツしか書いてなかったので3年で200個ほどしか記事はありません。大したことも書いていないし、自分のことばかりでもあるし、消えたら消えた時だわ…などと思っていました。それでも、こうして入院の記録とかをするようになると、少しはそういう記録を大事にしようと思いました。

病気などになると、同じような病の人がどのような治療を選択して、どんな思いで過ごしたか、調べることがあります。医療機関の一般的な治療方針なども参考にするのですが、患者本人の生の声に励まされたり考えさせられたりすることも多いのです。ぼくの経験もいつかは誰かの目に触れて、少しは役に立つことがあるのなら幸いです。そのためにも、今まで適当だったタグやカテゴリー分けにも気を遣ってみようかと思います。

せっかくブログという自分を知ってもらえる場所があるのですから、もう少し大事にしていこうと思います。そして、読んでくださった人とご縁が生まれるような場所になったらいいなと思います。

気分を新しくして、次の目標はも少し更新することかな。それが一番難しい。

第1クール第18日 7GBの制約

帯域制限予告メール
今回の入院では、治療といえば点滴注射のみであり、副作用も身体が怠いとか、食欲がないという類のもので、痛いとか苦しいというものもありません。ぶっちゃけていえば、ひたすらに何もすることがないわけです。

そうなるとこの時代のことですから、俄然インターネットに依存する生活になってしまっています。この病室と外界をつなぐネットワークの主役はスマートフォンであって、ぼくもiPhoneを持ち込んでその恩恵にあずかっています。数々のアプリがあって、写真も撮れば、日記も書ける、買い物だってできる、テザリングをすれば持ってきたノートパソコンもインターネットに繋がって、資料を作ることだって、会社のPCをリモートコントロールすることだってできるのですもの。そりゃあ便利なものです。

しかしやみくもに一日中つないでおくわけにもいきません。携帯電話会社は、1ヶ月の通信量が7GBを超えると、通信スピードを極端に遅くする帯域制限を実施するからです。ですから、動画だって見ませんし、アプリのアップデートだってめったにしないし、テザリングだって必要最小限で済ませている、つもりなのですが…。

今日、残りが1GBになりましたよという警告メールがやってきました。ぼくの場合締め日が10日で、それは奇しくも入院した日であり、それからLTE通信をすること18日で6GBを使ってしまったことになります。残り10日あまりを1GBの通信量で過ごすというのはなかなか難しいことです。節約したつもりでこれなのですから…。

twitterやfacebookをチェックしてRSSリーダーでフィードを購読し、メールをしたりブログを書いたり、時々テザリングして仕事をしたりすると、ぼくの場合どうしても1日300MBくらいは通信しているらしいです。そうなると月間7GBの縛りは、どうしても足らない事態になってしまいます。実際、前回の入院時もギリギリでした。

もっとも2,625円払えば、帯域制限を解除してさらに2GBの通信することができるようになります。まあそうしてもいいことはいいんですが、できれば通信量は安くあげたいですし。病室も個室に入れば有線LANが使い放題なんですが、こちらは一日あたり6,300円必要になります。どっか病院のひとフロアでもFREESPOTみたいなのがあればいいがなあと思いますが、それは贅沢かもしれませんね。

しかし何よりの解決策は家に帰ってしまうことです。そうすれば、通信のほとんどをWi-Fiで済ますことができます。明日にでも退院して、以降家で過ごすことができれば、残り1GBでも全然問題ないでしょう。その退院は、明日の血液検査の結果次第になっています。血液が回復傾向にあれば、その日のうちに退院する約束をとりつけました。検査結果が良好だといいのですが、さてどうなりますやら。

Markdown記法でブログを書く

Markdown記法(wikipedia参照)というものに最近興味があります。

ぼくはブログの原稿を書くときにテキストエディタで下書きをして、それをブログの投稿画面に貼り付けるという方法をよくとります。そんなときに、例えばWebページにリンクを張ろうとすると、これがなかなか面倒くさい。手動でHTMLタグを「<a href=”…」なんて打ち込むのも面倒くさければ、ブログの投稿画面で「link」ボタンを押してもう一回そのページを開いてアドレスをコピーして…というのもなんか手間がかかる。

そういうときMarkdown記法だとこうやればいいそうです。

[リンクしたい文字](リンクしたいURL)

HTMLタグを打ち込むよりも便利でしょう。下書きの段階でリンクが張れるわけです。

ほかにも強調文字にしたり(強調したい文字を**でくくる)、引用(HTMLで言うところのblockquote)などもわりとすぐ覚えられるコマンドです。Markdown記法の詳細については作者の文法書を和訳したサイトがあってとっても参考になりました。

こうすることで、HTMLで書くよりも書きやすく、しかも比較的読みやすいテキストを残すことができます。Webページすべてを構成することはできませんが、ブログの原稿の修飾にはぴったりじゃないかと思います。

さて、こうしてMarkdownで書いたテキストをそのままブログに流しても解釈できなければなりません(Movable Typeだと解釈してくれるそうですが)。ぼくが使っているWordpressにはMarkdownに対応したプラグインがいくつかあり、その内の一つMarkdown on Saveをインストールしてみました。

インストールはダッシュボードの中からできますし、設定も何もありません。Markdownで記事を書いたら右上の方にある「This post is formatted with Markdown」をチェックするだけで、きちんと修飾されたフォーマットになってくれます。この記事もMarkdownで書きました。

Markdown記法をブラウザ上で体験できるWebサービスがあります。Markdown Live Previewなどで試してみてはいかがでしょうか。

NHKオンデマンドがiOSでも見られるようになるそうな

NHKオンデマンドを契約しています。

テレビがワンセグしかないという家で、それであんまり困ってもいないのですが、やっぱりNHKのドキュメンタリーなんかはいい番組も多いので、契約しました。どうも去年の5月から契約しているようです。月日が経つのははやいなあ。

ぼくが契約しているのは特選見放題パックで、こちらは放送から3ケ月以上経ったものや過去のアーカイブが月額945円で見放題というものです。見逃し見放題パックというのもあって、本放送から2週間程度見逃した番組やニュースを見られるサービスもあります。

うちでは結構子供たちのほうがよく見てたりします。特に長男は自然とか動物のドキュメンタリーが大好き。「ダーウィンが来た!」とか「生きもの地球紀行」は配信されている番組をほとんど制覇していまいました。

ただ問題は子供たちが視聴しているとき、PCを明け渡さなければいけないということ。HDDに入っている動画ファイルならPCをサーバーにしてAirVideoなどのアプリでiPadで見せたりもできるのですが、NHKオンデマンドはFlash Playerが必須なのでiOSでは視聴できなかったのです。今までは。

しかし4月からNHKオンデマンドがiOSでも見られるようになるそうです。

平成24年4月の取り組みについて – NHKオンデマンド ブログ

タブレットに最適化されたWebサイトのほか、アプリも開発中とのこと。これは結構うれしい。PCを開かなくてもiPadで手軽に見られるようになれば、子供たちはもちろんぼくもより一層利用するようになりそうです。

欲を言えばもう少し番組数を増やして欲しいかなというのはあります。朝ドラでも「ちりとてちん」はあるけど「だんだん」はないとか、残念なところはあります。子供番組ももう少しあったらなあ、「ナディア」が配信できるならほかのアニメだってできそうな感じもしますが。権利上の都合もあるんでしょうけど。

今やテレビ番組なのにテレビがいらない時代になりました。ラジオを聞くのだって、サイマル放送があってモバイル端末で聞くことができます。電波を使ったメディアというのがどんどん変わってきていることを実感します。なるほどテレビが売れなくなるのかなあとも思います。