内視鏡はきつい

2ヶ月前の診察で胃の不調を訴えたところ、胃カメラの検査を入れられていよいよ本日それに臨むことになりました。幸いそれから胃酸があがってくるなどの症状はほぼ治まっていたのですが、検査は検査として受けておくべき歳なのかもしれません。

胃カメラはだいぶ昔に一回だけ飲んだことがありましたが、えらくしんどかった記憶があります。果たして今回もなかなかしんどいものでした。

まず喉の麻酔がなんとも気持ち悪いものです。絶飲食で一晩過ごしたら、コップ一杯の液体を飲まされます。これは胃の中をきれいにする薬だそうです。また、胃の動きを抑えるための筋肉注射もします。そして、喉の麻酔をするためのゼリーを口に含んで5分くらい待つのです。次第に口の中がしびれてくるのですが、これがなんとも気持ち悪い。

そしてやはり胃カメラを飲むのは苦痛でした。横向きに寝てマウスピースをかまされ、細い管を入れられるのです。強烈なゲップで異物を吐き出そうとする胃をなんとかなだめなければなりません。ゲップが出ると胃が収縮してうまい具合に写真が撮れないのです。

とはいえ、いわば反射のようなものですから、なかなか止められません。先生には「ゲップをやめないと検査が終わりませんよ」などと叱られる始末。苦しいし、涙目にはなるし、情けない姿で検査に耐えなければなりません。

ようやく意識を胃からそらして、呼吸をとめるようにすると少しはマシだということに気づいた頃には検査は終わっておりました。

検査後は診察までの間になんか食べてやろうという気でまんまんでしたが、実際に検査を受けると喉はしびれているし、なによりも胃がびっくりしすぎたのか、食欲も一気に減退して結局何も食べられませんでした。

もろもろの検査が終わり、いつもの診察になった時にモニターで写真を見せてもらいました。検査した医師は逆流性食道炎ありの初見でしたが、主治医はまあそれほど心配したことはないだろうということになりました。その他胃潰瘍や腫瘍の痕跡も特に見つからず。

腹部エコーでは胆嚢にポリープもあるということでしたが、これもコレステロールポリープで心配することはなかろうという見解でした。

念のため胃酸を抑えるオメプラールという薬は継続して飲むことになりました。

まあ苦しい思いはしましたが、軽微な症状だけだったので、よかったといえばよかったのでしょう。これで腫瘍なんか見つかっていたらあとがやっかいでした。それにしても胃カメラ、もう少し楽にできるようにならないものですかね。

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