がんに侵された膀胱を除去するという大手術から、まもなく一年になります。一年も経てば、きっと状況が良くなってるだろうという思いが強かったので、もう一年経ってしまったのか、というのが実感です。
夜間の尿漏れはだいぶよくなったとはいえ、まだオムツ着用がかかせません。この若さでオムツ常用というのは、屈辱的でもあります。そして、最近は再び少し動いただけで息が切れるようになりました。家の階段でさえ、上がり終えると肩で息をしなければなりません。突然訪れる腹筋の痙攣も頻度があがって、なかなかキツイものがあります。
そういう状況で、今日は診察日。術後、半年ごとにCT検査を受けて、転移がないかどうか調べることになっていますが、その検査日でもありました。
CTでは異常なしでした。一年経ちましたが、転移もなく過ごせているのはよいニュースでした。一方で、血液検査の結果は、日常感じる症状を裏付けるものでした。ヘモグロビン量は9.6g/dlと退院後はじめて10gを割り込んでしまいました。ヘモグロビン量が減ると酸素を運べなくなるので、息が切れるわけです。また、CK(クレアチンキナーゼ)の値が高いのも筋肉の引き攣りが原因だろうということです。
白血病治療に服用しているグリベックがそれらの症状を引き起こしている可能性もあるかもしれない、ということで、血液状態が回復するまでグリベックの服用を休止することになりました。そのかわり、筋痙攣を鎮めるための芍薬甘草湯は倍量の処方になりました。
グリベックの休薬で白血病の寛解状態が崩れる可能性もありますが、昨年の手術の時に2ヶ月ほど薬をやめても大丈夫だったので、今回も大丈夫かなと思います。このままグリベックをやめても、再発しないならそれはそれで非常に良いことでもあります。
今回から院外処方になって、薬局で薬をもらったのですが、グリベックがなかったので数千円の出費で済みました。今回は医療費が抑えられたし、よかったと思うことにします。
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これから暖かい日には日光浴をして、自力で作る体内温度の少しの補助にでもなるようにしましょう。
急な行動や、無理をした姿勢での腹筋にかかるような行為をしないようにしましょう。
足先のマッサージも心がけよう。
いつもありがとうございます。ちょっとずつ無理の無い範囲で身体を動かしたいですね。